『ゴジラ』世界初のアニメーション映画として注目を浴びる『GODZILLA』(2017年公開)が劇場公開後、動画配信サービスNetflixで全世界に配信されることが決定した。配信日は後日発表予定。
昨年7月29日に公開された『シン・ゴジラ』(総監督:庵野秀明)が累計興行収入82.5億円という空前のヒットを記録し、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』の続編『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ(原題) / Godzilla: King of Monsters』が2019年3月22日全米公開に向けて製作中と『ゴジラ』熱が高まるなか、世界で初めてアニメーション映画として製作される本作。
監督は、2011年から劇場版『名探偵コナン』シリーズの監督を務め、第21作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が4月15日に公開される静野孔文(しずの・こうぶん)と、『亜人』のテレビシリーズと劇場版の監督・総監督を務めた瀬下寛之。ストーリー原案・脚本を『魔法少女まどか☆マギカ』のテレビシリーズ&劇場版で知られる虚淵玄(うろぶち・げん)とそうそうたる顔ぶれが集結。アニメーション制作を「シドニアの騎士」や「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」などを手掛けたCGスタジオ・ポリゴン・ピクチュアズが担当。ボイスキャストには梶裕貴、櫻井孝宏、杉田智和、諏訪部順一、花澤香菜、宮野真守ら人気声優陣が名を連ねている。
監督の静野と瀬下は、「ゴジラが大好きな人も、まったく知らない人も楽しめるアニメならではの壮大なスケールのエンターテイメントを目指しています」(静野)、 「虚淵玄さんと静野孔文監督、超個性的でグローバルセンスに富んだ才能を持つ二人のクリエイターと共に、壮大な世界観と人間ドラマを目指します」(瀬下)とコメント。ストーリー原案・脚本の虚淵は「ゴジラというタイトルに関わらせていただけるのは、日本に生まれたクリエイターとして最高の名誉」とし、「ここまで支えてくださった大勢の方々に感謝を捧げるとともに、そのご期待に添えるよう全力を尽くす所存です」と意気込みを語っている。(編集部・石井百合子)