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祝開業2年 地酒 芸妓 妙技 ひがし茶屋街でおもてなし

観光客に地酒をふるまう芸妓たち(中央)=金沢市東山のひがし茶屋街で

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 北陸新幹線開業二周年に合わせ、金沢市東山のひがし茶屋街で十二日、芸妓(げいぎ)が観光客らに地酒を振る舞い、加賀森田流南京玉すだれのメンバーが妙技を披露した。(伊藤隆平)

 金沢東山・ひがしの町並みと文化を守る会などが主催。中村驍(たけし)会長(73)が「五十年、百年後の子孫にもこの場所を残したい。おもてなしのお酒を楽しみながら観光してください」とあいさつ。着物姿の芸妓七人が地酒三種類をついだ升を、集まった観光客らに次々と手渡した。

 広場では、南京玉すだれを大勢の人たちが見物。すだれが朝日や穂波、鶴やタイ、地元の犀川大橋に次々と変化すると、歓声が起こった。

 その後、体験教室も開かれ、千葉市の中学校教諭川井香菜子さん(32)は「手元ですだれの形が変わっていく感覚が新鮮だった」と満足そうに話した。

 

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