トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

<WBC>イスラエル、無傷4連勝 キューバに逆転勝ち

2017年3月13日 紙面から

イスラエル−キューバ 6回裏ガイレンの適時二塁打で生還したフレイマン(45)を迎えるイスラエルベンチ=東京ドームで

写真

◇2次リーグ イスラエル4−1キューバ

 WBCは12日、2次リーグE組が東京ドームで行われ、1次リーグで3戦全勝したイスラエル(A組1位)がキューバ(B組2位)に4−1で逆転勝ちした。イスラエルは0−1の4回にラバンウエーの適時二塁打で追い付き、6回にボレンスタインの適時打などで2点を勝ち越した。2次リーグの上位2チームが米ロサンゼルスで20日(日本時間21日)から行われる準決勝に進む。

 イスラエルが無傷の4連勝を飾った。今大会で初めて先制を許したが、中盤に少ないチャンスを生かして逆転勝ち。8回にはセーフティースクイズで追加点を挙げるそつのなさも見せ、ウェインスタイン監督は「投手陣が非常に良く、打撃も芯を食った打球が多かった。両方がうまくかみ合った」とうなずいた。

 5イニング2/3を1失点でしのいだ先発マーキーは「低めに集めてゴロアウトをとる自分の投球ができた。捕手とのコンビネーションが良かったし、野手がいいところで点を取ってくれた」と仲間に感謝。6回1死一、二塁で決勝の右前適時打を放ったボレンスタインは「(昨年9月の米国)ブルックリンで最終予選を戦ったときから、チームがまとまっている。『オレがオレが』という選手が1人もいないのが強み」と団結力を強調した。

 28人のうち27人がユダヤ系米国人で「第2米国代表」と冷やかす向きもあるが、指揮官は「それには同意できない。われわれはイスラエルを代表している」と一蹴。韓国から東京に場所を移した2次リーグでも旋風を巻き起こしそうだ。 (小林孝一郎)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ