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【グラニュース】

ガルシア、2ゴール 覚醒近し

2017年3月13日 紙面から

積極的にシュートを放つFWフェリペ・ガルシア(10)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで

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 J2の名古屋グランパスは12日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで奈良クラブ(日本フットボールリーグ)との練習試合に臨み、5−1で勝った。先発したブラジル人FWフェリペ・ガルシア(26)が、積極的な動きで2得点を奪う活躍。ここまで控えに甘んじている背番号10が、スタメン奪取を強烈にアピールした。

 少しずつだが、覚醒の気配は漂ってきた。控え組で臨んだこの日は3バックではなく、4−3−3布陣をテスト。ガルシアは1トップで先発し、前半16分に田鍋の強烈なミドルシュートの跳ね返りを押し込んで先制すると、その後も迫力あるドリブルで好機を演出。サポーターが沸いたのは後半7分だった。

 矢田の右CKからゴール前で混戦となると、184センチのガルシアが跳び上がり、オーバーヘッドキックで突き刺して2点目。「2ゴールはうまく決められた。調子は良くなっているし、次の試合で実現できるようにしたいね」と陽気に笑った。

 エース候補として期待される助っ人だが、過去3試合はベンチスタート。日本の攻守の切り替えの速いサッカーには「少し驚かされた」と適応に苦しんできた。ただ11日の千葉戦は後半22分から出場し、終了間際にヘディングで惜しいシュート。徐々に存在感は増してきた。

 

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