【クアラルンプール、マニラ共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件で、日本政府が、2001年に正男氏を成田空港で拘束した際に採取した指紋などをマレーシア側に提供していたことが12日、分かった。複数の関係者が明らかにした。捜査や息子ハンソル氏保護のため米国など複数国が動いたとみられているが、日本の具体的な協力が明らかになったのは初めて。
マレーシア警察は10日、男性が正男氏だったと最終確認したと発表した。関係者は家族のDNAを「特別な方法」で入手したとし、これが決め手になったもようだが、確認作業には日本の情報も活用されたとみられる。