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 15日投開票のオランダ総選挙を前に、反イスラムや移民排斥を掲げる右翼・自由党(PVV)のウィルダース党首が11日、PVVの支持者が多い地元のリンブルフ州で街頭キャンペーンをした。厳しい警備の下で支持者らに党の政策を書いたビラなどを配布。大勢の人が集まり、勢いを印象づけた。

 ウィルダース氏はまず、観光地として高齢者らに人気のファルケンブルフを訪問。待ち受けた支持者らに「来てくれてありがとう」「写真を撮りますか」などと話しかけたり、握手をしたりしながら約1時間、街を練り歩いた。教師のレオ・ボンバートダイクさん(56)は「イスラムは問題だ。民主主義によくない。彼だけが反イスラムを訴えている」として、一票を投じると話した。

 ウィルダース氏は次に中間層が…

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