中崎太郎
2017年3月13日00時42分
民進党が12日に東京都内で開いた定期党大会は、ゲストに有名人の姿はなく、前週5日の自民党大会にリオ五輪の女子卓球銅メダリスト福原愛選手ら五輪・パラリンピックの選手が登場した華やかさとは違いが際立った。
話題づくりで党大会に有名人を招くことは珍しくないが、民進は今回「重視する政策でゲストを選んだ」(党関係者)。顔ぶれは、支持母体の連合の神津里季生会長、社会保障政策で党アドバイザーを担う井手英策・慶応大教授、子どもの貧困問題に取り組むNPO法人理事長ら。壇上から党の政策についてアドバイスをした。
一方の自民党大会は福原選手らメダリストの座談会があり、箱根駅伝3連覇中の青山学院大陸上部の原晋監督が司会を務める豪華な演出だった。
青山学院大は蓮舫氏にとっては母校で、陸上部の練習も見に行くという大ファン。今年の正月も箱根駅伝の応援に駆けつけたほどで、自民による蓮舫氏への「当てつけ」のような人選だった。(中崎太郎)
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