好調を維持するバレンティンはフリー打撃で13本の柵越えをマークした (撮影・松永渉平)【拡大】
WBC前日練習(11日、東京D)オランダはウラディミール・バレンティン外野手(32)=ヤクルト=が、“つなぎの野球”を宣言した。
5人のメジャーリーガーを擁するオランダが日本の前に立ちはだかる。2013年の前回大会は若手中心で4強。当時の選手がメジャーで実績を残し、今大会に臨む。
「選手たちは米大リーグで経験をした。シモンズ(エンゼルス)は世界一の遊撃手。J・スクープ(オリオールズ)も成長した」
ロッテとヤクルトでプレー経験のあるヘンスリー・ミューレン監督(49)が自信を持つ内野陣は、大会屈指の豪華さだ。
シモンズは遊撃手で2度のゴールドグラブ賞に輝いた。J・スクープは昨季25本塁打を放ち、ボガーツ(レッドソックス)は15年から2年連続で190安打以上をマーク。グリゴリアスはヤンキースでデレク・ジーターの後継者として遊撃手を務め、昨季20発と長打力もある。