松尾貴史

写真拡大

3月11日、キッチュこと俳優の松尾貴史が自身のTwitterで、2012年から毎年開かれていた首相記者会見が打ち切られたことを批判したとみられるツイートを投稿した。

10日、安倍首相は南スーダンに派遣している陸上自衛隊の施設部隊を5月末に撤収することを発表した。安倍首相は「自衛隊が担当するジュバでの施設整備は、一区切りをつけることができる。この5年にわたる自衛隊の活動は、過去最大規模の実績を積み重ねてきた」と述べた

また、同日、政府は東日本大震災の首相記者会見を打ち切りを発表。震災から6年が経ち「一定の節目を越えた」と判断したそう。

こうしたニュースがある中で、松尾は「撤退の理由は、『5年経ったから』 会見をやめる理由は、『6年経ったから』凄まじい理由だなぁ」と始まるツイートを投稿。続けて、「命懸けで行かされていた人々とその家族の心、命や家族を失い家や土地を追われて未だに元の生活に戻れない過酷な状況の大勢の人々の心に微塵も想いをいたさない」といい、「保身と増長と私的執念の最高権力者」を批判している。
【関連リンク】
南スーダン派遣の陸自施設部隊 撤収へ(NHKニュース)
安倍首相の3・11会見打ち切り=震災6年で「節目越えた」