サッカーJ2のV・ファーレン長崎は11日、通販大手のジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)からの支援を受け入れる方針を固めた。
同様に支援を表明していた英会話教室大手のNOVAホールディングス(東京)の提案を受け入れると表明していたが、方針を転換し、NOVA側には断る旨を伝えたという。V・ファーレンはジャパネット傘下で再建を目指す方向になった。
ジャパネットはV・ファーレンを子会社化する意向を示しており、V・ファーレンは「詳細は今後話し合いたい」としている。Jリーグから17日までに今後の体制について報告するよう求められていたが「ジャパネットから間に合わせるとの話をいただいた」としている。
V・ファーレンは2017年1月期に約1億2000万円の赤字になったもよう。4月以降の資金繰りや給与の遅配などの懸念が出ており、支援企業を探していた。