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【社会】

豊洲汚染対策で非公表「確認書」 移転合意後、都と東ガス

 豊洲市場用地の土壌汚染対策を巡り、東京都と地権者だった東京ガスが交渉初期の2001年7月に結んだ非公表の「確認書」があったことが10日、関係者への取材で分かった。汚染対策を初めて取り決めた文書で、都議会調査特別委員会(百条委員会)の要求に基づき東ガス側から提出されたが、都はこれまで公表していなかった。

 この確認書が交渉のベースとなったとみられる。百条委では、都が非公表にしてきた理由の検証が求められそうだ。

 確認書は、当時の浜渦武生副知事と東ガスの元副社長が01年7月、築地市場からの移転の基本合意を結んだ直後に作られた。

(共同)

 東京都江東区の豊洲市場=2016年7月

 東京都江東区の豊洲市場=2016年7月
 

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