土井恵里奈
2017年3月11日07時50分
AKB48の総合プロデューサーとして知られる秋元康氏が作詞した小中一貫校和歌山市立伏虎(ふっこ)義務教育学校(4月開校、同市鷺ノ森南ノ丁)の校歌について、市教委は10日、ウェブ上などでの歌詞掲載で使用制限をなくすよう楽曲管理業者に働きかけることを明らかにした。
市議会の一般質問で松井紀博市議(至政クラブ)に答えた。作詞は、校歌づくりを依頼された市出身の澤和樹・東京芸術大学学長が、同大客員教授の秋元氏に持ちかけて実現した。ただ、市教委によると、秋元氏側と著作権信託契約を結んでいる楽曲管理業者の規定に基づいて、掲載できる媒体などで制約がある。
市教委の担当者は「使用制限を想定していなかった。今後、SNS(での歌詞掲載)など使用現場が広がることが考えられるため特例的措置を講じてもらえないか働きかける」と述べた。(土井恵里奈)
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