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【大相撲】

新横綱効果で懸賞300本 地方場所最多の見通し

2017年3月10日 紙面から

白鵬を破り、懸賞金を手に引き揚げる稀勢の里=両国国技館で(2015年5月の大相撲夏場所14日目)

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 稀勢の里(30)=田子ノ浦=の横綱デビュー場所の懸賞が、地方場所では史上最多となる見通しだ。日本相撲協会によると、申し込みは1900本近く。個人への指定懸賞は、新横綱が300本で断トツの人気という。

 新横綱への注目で、新記録待ったなし−。地方場所で出た懸賞は、昨年春場所の1672本が過去最多。休場などによって申し込みの総数から減少することはあるが、協会も稀勢の里効果は「あると思います」とほくほく顔だ。

 新規の9社のうち、4社が稀勢の里への指定懸賞。2位でご当所の大関豪栄道(30)=境川=の200本を引き離し、独走状態となった。

 稀勢の里は9日、大阪入り後では初めて稽古場に姿を現さず、休養した。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「休みなしだったんで」と気遣い、部屋付きの西岩親方(元関脇若の里)も、6日に負傷した左まぶた上について「関節とか筋肉じゃない。顔だから。これ以上、崩れることもないでしょ」と冗談を交え、心配無用と言わんばかりだった。 (志村拓)

 

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