トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

<WBC>岡田ホッとした表情 「本当にみなさんのおかげです」

2017年3月10日 紙面から

キャッチボールで汗を流す岡田(岩本旭人撮影)

写真

 2試合連続救援登板した岡田俊哉投手(25)が2次リーグを想定して、中国戦に臨む。前夜のオーストラリア戦。「小林さんが肩を抱きに来てくれたときには足がフラフラでした」。笑顔で振り返ることができるのが何よりだ。先発・菅野から5回1死一、二塁の状況でバトンを受けたが、ストライクが入らず6球連続ボール。満塁でカウント2ボールという絶体絶命のピンチを招いたが、二ゴロ併殺打に仕留め、何とか切り抜けた。

 「本当にみなさんのおかげです」。ホッとした表情の岡田は、休日返上で練習に参加。ただ気持ちは切り替え、その視線は次の戦いに向けられていた。8日の菅野は、右打者にちょうど腕が伸びきる外角高めのスライダーを右翼席に被弾。「パワーがある打者には手が届くところはダメ。インコースが大事になってきますね」。内角球の制球を徹底する構えだ。

 現在の任務は、先発投手がイニング途中で球数制限に達したときの火消し役。この日は中国戦先発の武田から「あしたも抑えてくださいね。頼みますよ」と笑顔でいじられた。かゆいところに手の届く存在に。細腕繁盛記は続く。 (土屋善文)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ