蹴球探訪
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【ドラニュース】ゲレーロ、松坂打ちワクワク2017年3月11日 紙面から 中日は10日、ソフトバンクとのオープン戦(11、12日・ヤフオクドーム)に備えて福岡市に移動し、練習した。キューバ出身のアレックス・ゲレーロ内野手(30)は相手の予想先発が松坂大輔投手(36)と聞いて興奮。第1、2回WBCでキューバの天敵となった元祖怪物打ちに意欲を見せた。 ダイスケ・マツザカ−。その名前を聞いたゲレーロが、目を輝かせながらヒューっと口笛を鳴らした。「当時のキューバにとっては素晴らしい対戦相手だった。ものすごく速い球を投げていたよね」。折しもWBCで母国キューバは日本と同組で、ともに2次リーグ進出を決めた。ただゲレーロの記憶に刻まれている松坂の姿は、19歳のときに見た2006年の第1回大会の決勝、そして09年第2回大会の2次ラウンド初戦。キューバを相手に2度も快投を見せつけられ、テレビ画面にくぎ付けになった。 ゲレーロは11年に初めてキューバ代表に選出されたが、亡命する13年まで国際舞台での日本との対戦経験はない。14年だけがメジャーで重なったが「チャンスがなかった」と、対戦は実現しなかった。 それだけに、今回の対戦は特別だ。「3、4年間彼を見ていないので今はどんな感じなのかはわからない。ただ、素晴らしい投手なので尊敬しているし、対戦するのはワクワクする」。現在は変化球と投球術を駆使するスタイルになっているとみられるが、「すごく経験のある投手なので、学べることもたくさんあるはず」と、日本投手への順応の糧とする。 PR情報 |