蹴球探訪
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【ドラニュース】大野、オレが開幕投げる2017年3月10日 紙面から
昨年に続く開幕投手が見えてきた。11日のオープン戦・ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で先発予定の中日・大野雄大投手(28)が9日、ナゴヤ球場でのチーム練習に参加し「監督、コーチ、選手、ファンの皆さんに納得して送り出してもらわないといけない」と2年連続の大役へあらためて決意を示した。まだ開幕投手は告げられていないが、誰にも文句をつけさせない投球で合格手形をつかみ取る覚悟だ。 開幕投手の希望を表明している大野が今後の青写真を口にした。 「オープン戦登板はあと3試合ある。次とその次くらいには、しっかりとした投球を見せないといけない。結果が出ないと監督から(開幕投手を任せたと)言われないと思う」 オープン戦初先発だった5日のロッテ戦(ナゴヤドーム)は4イニングを投げ7安打4失点。0―1の4回に下位打線の3連続適時打を浴び、森監督からは「取られ方が良くない。不運な当たりなどもあったが、あそこは踏ん張らないといけない」と苦言を呈された。 ふがいない投球だっただけに、投手陣の軸として次回の登板では内容、結果ともに周囲を納得させる必要がある。80球前後を投げる予定の11日は「5、6回まで投げられれば。球数もイニングも伸びるのでヤマ場も多くなると思うが、できるだけ最小限に抑えたい」と好投を誓う。 昨年は、キャンプ初日に早々と初の大役を告げられた。首脳陣からまだ何も告げられていない今年も、準備は進めている。「最初のオープン戦登板(2月26日・阪神戦=北谷、雨天中止)が巨人との開幕3連戦と同じ週末(日曜日)だった時点で、そのつもりではいる」 調整のため1日の日本ハム戦(札幌ドーム)で1イニングを投げた後、中3日で日曜日の5日にオープン戦初先発。そして今度は土曜日の11日。開幕から逆算し、週末に大野を投げさせている首脳陣の意図は明白だ。 PR情報 |