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井岡一翔 3月に異例の寒中水泳トレ敢行

砂浜を駆け抜ける井岡一翔
寒中水泳を終え、苦悶の表情を浮かべる井岡一翔
砂浜を駆け抜ける井岡一翔
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 ボクシングWBA世界フライ級王者の井岡一翔(27)=井岡=が9日、5度目の防衛戦に向けて和歌山県白浜町で恒例の合宿を開始した。

 「この景色を見るといつも通り。試合前のやるべきことを迎えた」と表情を引き締めた。白良浜の砂浜を約10キロ超走破した直後、3月としては異例の寒中水泳トレーニングを敢行した。

 4月23日にエディオンアリーナ大阪で同級2位のノクノイ・シットプラサート(30)=タイ=と対戦。クノイは世界初挑戦ながら66戦62勝(38KO)4敗と豊富なキャリアを誇り、05年から12年間無敗で61連勝中の難敵。V5を達成すれば元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏(61)と並ぶ日本人最多タイ世界戦14勝となる。

 現在継続中の3戦連続KO勝利は全て7回以降。後半勝負のスタイルが確立されつつあり、「僕にしかできないKOの仕方がある。相手がギブアップというような試合が理想」と手応えを語った。

 合宿は11日まで2泊3日の日程で行われる予定。

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