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ねこ神さまとねこおやじ 単行本(ソフトカバー) – 2016/10/29

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単行本(ソフトカバー), 2016/10/29
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商品の説明

内容紹介

捨てられた猫たちをめぐる河川敷のドタバタ劇!

レスキューに奔走する“ねこ神様"の正体とは?

ペットより先に飼い主が死ぬ—。
飼い主の逆縁は、残された犬猫たちには辛い現実。しかし、自分の大切なものが、
命がけで守ってきたものが、自分の死後に、信頼のできる人が
自分に代わって面倒を見てくれる。
何も準備のない死だったとしても、私たちペットを愛する者にとって、
それは決して不幸な逝き方ではないと私は思うのだ。
ましてや、どのような事情であれ、河川敷のホームレスに、さらにその猫に、
ここまで心を寄せてくれる人間がいるなんて……。

聖職者たちでさえ手をださない、確かな救いがここ河川敷にはあった。


ホームレスの身で世話をする猫をどんどん増やすことは、
最終的に増えた猫を放り出すことになる。
愛さんの言葉通り、河川敷の猫たちは、他の一般の人がやっているエサやりの場所を、
見つけてもらったほうがいいのだ。その一般の人とて、いつまでできるか分からないが、
ホームレスという身でそれも協力者もなく、猫を数十匹抱えることは、同時に破綻の恐怖も
抱えて生きていくことになる。

しかし、そんなホームレスが世話をしている猫のほとんどは、一般の人が
河川敷に捨てていった猫であることを忘れないで欲しい。
(本文より)

内容(「BOOK」データベースより)

捨てられた猫をめぐる河川敷のドタバタ劇!レスキューに奔走する“ねこ神さま”の正体とは?“ねこおやじたち”のエンドレスなトンデモ事件簿。

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登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 304ページ
  • 出版社: ハート出版 (2016/10/29)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4802400268
  • ISBN-13: 978-4802400268
  • 発売日: 2016/10/29
  • 商品パッケージの寸法: 18.6 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8 5件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

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実際はかなり壮絶であろう現実を明るく面白く描かれてます。
妙弦さんと愛さんの言葉が心に刺さる場面が沢山ありました。
くろべぇとひかるさん、高原さんの話では涙が溢れる…と言うより涙が噴き出してしまいました。
社会問題を考えるきっかけにもなる本だと思います。
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妙玄さんの前著書にも登場する愛さん、ホームレスさん、猫さん(もちろん妙玄さん)のお話しです。
ホームレスさんと関わることのない私には驚きの連続でした。
ホームレスさんが拾ってくる病気や怪我の猫たちを助けるために奔走する愛さん、妙玄さん。
その命のリレーに感動しました。
また、世の中には簡単にペットを捨てたり虐待するヒトがいる中、猫の為にホームレスさんになったお話には切なくなりました。
妙玄さんの著書は笑いあり、感動あり、そして何より命の尊さを感じます。
オススメです。
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笑えます。時にはうるっときます。著者のホームレスさんのかわしかたは勉強になります
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本当は、心身ともに疲れ果て、もう考えたくもない…という状況だったのでは?
と思える保護施設での日常を、笑いを交えて語っておられる作品です。
いや、もう笑うしかなかったのかもしれませんね・・・

日常ではあまり関わる機会のないホームレスの方々の実体を描きながら、
心理カウンセラーでもある妙玄さんが、
その職業ならではの視点で人間関係(もしくはその不在)を考察されているので、
ただ興味深いだけではなく、読者それぞれの人間関係を省みるきっかけにもなるのではないでしょうか。

特に印象的だったのは、猫にだけ優しいホームレスの高原さん。
身を粉にして施設の運営費を稼ぎ、猫たちのお世話をする愛さんが発作を起こしていても、
心配するどころか、平気で猫の餌やりを続けている高原さんに最初はドン引きしましたが、
著者の視点を通すと、
大切にされたことがない人は、人を大切にする方法がわからないのだな、
ということが見えてきます。

それでも、愛さんや妙玄さんが人間関係を築こうと根気強く接していると、
少しずつですが、相手も空気が読めるようになってくる・・・
そこに、人の心が持つパワーを感じました。

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こんな大きな愛がある人に少しでも近づきたいなと思わされる作品でした。
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