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海自と米空母打撃群が本格的な共同訓練 東シナ海で中朝を牽制

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海自と米空母打撃群が本格的な共同訓練 東シナ海で中朝を牽制

 昨年末には中国の空母「遼寧」が九州、沖縄、台湾などを結ぶ「第1列島線」を越え、西太平洋で初の遠洋航海訓練を実施した。中国政府は今年の国防費として1兆440億元(約17兆2千億円)を計上するなど、今後も急速な軍拡が懸念されている。

 海自とカール・ビンソンの共同訓練はこうした動きにクギを刺すためでもある。

 カール・ビンソンは全長333メートルで、乗艦する士官・兵員約3千人、艦載機約90機を誇る。駆逐艦や潜水艦、補給艦などが随伴し、空母打撃群を構成。米空母の戦力は一国の軍事力にも匹敵するとされ、北朝鮮や中国にとって大きな脅威となっている。

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