映画『ベンジャミン・バトン』も衝撃的でした。
昨今の映画で使われるVFX技術の進歩には眼を見張るものがあります。背景やプロップに関して言えば、全くと言っていいほど違和感がありませんし、『レヴェナント』のように獣臭まで漂ってきそうなクマを再現することも可能になりました。そして人間の顔を作ることもーー。
Geektyranrが取り上げたのは、ZarbotによるCGで作られた人間の「顔」の歴史を追った動画。
この動画に登場する作品は以下の通りです。
■『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年)/ブラッド・ピットをデジタル老化させた
■『トロン: レガシー』(2010年)/ジェフ・ブリッジスを30年前の姿で登場させた
■『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)/撮影中に事故死したポール・ウォーカーをデジタルで蘇らせ作品を完成にこぎつけた
■『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015年)/今と昔のシュワルツェネッガーを戦わせた
■『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016年)/既に亡くなっているピーター・カッシングを蘇らせ、キャリー・フィッシャーの若かりし頃を再現
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場したターキン総督でさえ、こうやってじっくり見ると違和感がありますが、CGの顔に常につきまとう「不気味の谷」問題は解決しつつあるのではないでしょうか。
・映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で旧キャラたちをCGで再現した方法
image: YouTube
source: Geektyrant, YouTube
(中川真知子)