国土交通省は、東日本大震災によって被災して不通のJR常磐線の竜田駅~富岡駅について、2017年10月頃に運行再開と発表した。これは3月10日に開催された第18回復興推進会議において国土交通大臣が報告したもの。
これまで、竜田駅~富岡駅の区間は2017年内の開通としていたが、10月頃に“前倒し”となる。この開通により、JR常磐線の不通区間は富岡駅~浪江駅となり、この区間は「2019年度末までの開通を目指す」とされている。
また、浪江駅~小高駅の区間は、福島県浪江町の避難指示解除に合わせて、4月1日から運行再開することが発表されている。