海岸にクジラ6頭打ち上げられる 鹿児島

海岸にクジラ6頭打ち上げられる 鹿児島
10日昼前、鹿児島県南さつま市の海岸に体長およそ10メートルのマッコウクジラ6頭が打ち上げられているのが見つかりました。県によりますと、このうち4頭は死に、残りの2頭も弱っていたということで、県は対応を検討しています。
鹿児島県によりますと、10日正午前、東シナ海に面した鹿児島県南さつま市金峰町の海岸にクジラ6頭が打ち上げられているのを住民が見つけました。

連絡を受けた県の担当者などが調べたところ、打ち上げられていたのは、いずれも体長がおよそ10メートルのマッコウクジラで、4頭は死に、残りの2頭も弱っていたということです。

当時は潮が引いていたため、波打ち際から200メートルほどの浅瀬に6頭とも見えていましたが、夜になって潮が満ちてしまったため、一部しか見えないということです。

南さつま市の海岸では、おととし1月にもザトウクジラ1頭が打ち上げられているのが見つかるなど、これまでも、たびたびクジラが打ち上げられていますが、県によりますと、一度に6頭が打ち上げられるのは珍しいということです。

鹿児島県は死んだクジラの処分方法など、今後の対応を検討しています。