筋肉ケアも重要!注目が集まる筋膜リリースとは?
筋トレで筋肉量を増加させるには、運動を行うだけでなく適切な栄養と休養を摂ることが重要なポイントとなります。そこで、近年注目が集まっているのが筋膜はがしとも呼ばれている、「筋膜リリース」。
筋膜リリースは筋トレを愛する人たち、ハードな運動量をこなすアスリートたちの間ではポピュラーな筋肉ケアで、凝り固まってしまった、筋肉に張り巡らされている膜(筋膜)をほぐすために行うケア方法です。
普段のストレッチなどで筋肉自体をほぐし、ケアをしているという人は多いかもしれませんが、筋膜リリースは筋肉ではなく「筋膜」にアプローチします。筋膜は固まりやすい部分なので、筋肉を意識してほぐしているという人も、実は筋膜が硬くなっている可能性があります。 筋膜が硬くなることで、肩こりなど体の様々な部分にコリを感じやすくなってしまうのです。
筋膜リリースは筋トレやダイエットにどんなメリットをもたらすの?
筋膜リリースを行い、筋膜をほぐすことで、筋肉が伸びやすくなるメリットがあります。筋肉に伸縮性があると、
・体の循環がよくなり、疲労の原因となる疲労物質がたまりにくくなる
・筋肉が伸び、柔らかくなることで体の柔軟性がアップし、ケガを予防できる
・体に酸素が行き渡りやすくなり、運動能力アップが期待できる
・普段動きにくかった筋肉が動きやすくなり、運動量のアップが期待できる
・筋肉全体を効率よく動かせることで基礎代謝の向上が期待できる
・筋肉デトックス効果で、しなやかな筋肉をつけられる
など、筋膜リリースを行うことで、筋トレやスポーツだけでなくダイエット面でも嬉しい効果が期待できるのです。
正しい筋膜リリースのやり方とは?
筋膜リリースのやり方は簡単で、肩こりに良いと言われている筋膜リリースならば、『両腕を前に伸ばして、背中を丸めずに、肩甲骨だけを押し出すイメージで20~90秒間キープする』たったこれだけです。
もちろん、この他にも様々なポイントに働きかける筋膜リリースのやり方がありますが、基本的にはストレッチよりも長い時間をかけて、しっかり伸ばすというイメージです。
筋膜リリースを行うときは、筋膜が硬くなっている『トリガーポイント』を探し、そのポイントにテニスボールなどを使って圧力をかけながらストレッチをし、ほぐしていくことが重要となります。
テニスボールなどでは上手く圧力がかけれないとき、グリッドローラーという表面に凹凸のついた専用ローラーを使用すると良いでしょう。グリッドローラーをトリガーポイントに当てて、できるだけゆっくりと、「今、筋膜が伸びている!」と感じられるように時間をかけて筋膜リリースしていきます。
筋膜リリースを行う上での注意点
しかし筋膜リリースは間違えた方法で行うと、トリガーポイントを痛めてしまう可能性もあります。筋膜リリースを行う上での注意点は、以下になります。
筋肉が少ない部分は避ける
関節や骨など筋肉量が少ない部分はかえって痛めてしまう恐れがあります。
骨粗しょう症、高血圧、抗凝固薬の服薬がある人は医師に相談する
骨密度が低く、脆くなってしまっている骨粗しょう症の人や、血管への負担が大きい高血圧の人、また抗凝固薬を服薬中の人は筋膜リリースを行う際に必ず医師に相談しましょう。
無理をしすぎない
筋膜リリースを開始し始めたときに「もみ返し」のような痛みを感じることがあります。もし痛みが酷いようであれば様子を見ながら、筋膜リリースのペースを調節してください。
筋膜リリースはトレーニング前に行おう!
筋膜リリースは、トレーニング前のウォーミングアップとして行うのがおすすめです。トレーニング前に筋膜リリースでしっかりと体をほぐし、トレーニングの効率をアップさせてくださいね。
アスリートだけでなくじわじわと一般の人たちの間でも話題となっている筋膜リリースを毎日のウォーミングアップに取り入れて、筋トレやスポーツ、ダイエットのパフォーマンスをアップさせてみてはいかがでしょうか?
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ストレッチは筋トレをするための怪我防止にもなりますが、筋トレの効果を上げてくれます。筋トレをする前には筋肉に「これから体を動かしますよ」という指示を与え、体を大きく動かします。筋トレ後は「ご苦労様」という意味で、ゆっくりていねいに筋肉をほぐしましょう。