最近、家電やPC市場が中韓メーカーに脅かされているように「アニメ界も遠くない未来に中国が技術を身に着けて日本を追い抜いてしまう!」というような危惧する論調をたまにみかける。
最近は日本でも割りと中国作のアニメが公式で日本語吹き替えされて配信されてるので、日本のアニメを超えるアニメを見れるのなら見た方が得だろいうということで結構いろいろ見てみた。
で、結果はタイトルの通り、マジで一つの例外もなく全部クソつまらない。本当にひとつの例外もなく。
中国への激励もこめて大体は最後まで見たが、まあ普通に日本のアニメと同じ枠で放送されてたら余裕で1話切りしてたレベルだろう。
客観的な指標として、日本で円盤売り上げが1000超えた、もしくは超えそうな、と思えた作品は0個だった。テレビなどでまともに配信されていないというのもあるが、まあ配信されたところで評価は似たようなもんだろうと思う。
日本文化のパロディや時事ネタ満載の絶望先生やニャル子さんを日本人以外が理解しにくいみたいな現象もあるだろうけど、お硬い作品もパロディやらが少ない作品でもまあつまらない。
ディズニーなんかはアメリカと文化が違えど日本でも高い評価をされているし、自分は中国のアクション映画が大好きなので文化の違い、として片付けるのは違う気がする。
大魚海棠のように超作画のアニメをもう既に作れることから『作画』で日本が中国に超えられることはそう遠くない未来にあるだろうが、『作品』として日本のアニメが追い抜かれることは今のところ日本人が鼻くそほじりながらアニメ作っててもまだまだ遠いの未来のようだ。
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