服を着ててもバレている?全ての原因はメラニンにあった
2016/07/09
女性だけでなく男性にとっても憧れのピンク色乳首。
めったに人に見せることのない乳首だが、いざという時に他人にどう思われているのか、つい気になってしまう人も多いはずだ。
中にはその色をコンプレックスに感じてしまい、人前では服を脱げないという女性も…。
実は乳首の色が黒くなるのには理由がある。
しかも、その理由を逆手に取ると、服を着ている状態でも他人の乳首の色をある程度予測することが出来るのだ!
(さすがに100%は難しいが…。)
乳首が黒ずむ理由と人の肌色との関係
犯人はメラニン!
乳首黒ずみの犯人はメラニンだ。
メラニンと言えばシミやソバカスの原因物質として有名だが、こいつが乳首の黒ずみにも一役買っているというわけだ。
肌ケアに敏感な女性にとって、メラニンは大敵である。
…というより、雑誌やテレビCM、ネット上でその様な文言を頻繁に見かけるのだが、そのほとんどがメラニンを悪者扱いしているものばかりだ。
そのためか、女性の中には「メラニン=有害物質」と認識している人も多い。
しかし、ちょっと待って欲しい。
メラニンは生まれながらにして体の中にある物質だ。
それが人体にとって有害であるという認識はちょっとおかしい。
実はメラニンには下の様な役割がある。
- 紫外線によるDNAの破壊を防ぐ
- 外からの刺激から肌を保護する
- 肌色を決定する
つまり、メラニンは人の肌を保護するために存在している物質なのだ。
私達はメラニンによって守られている
紫外線によるDNAの破壊を防ぐメラニン
メラニンの最も重要な役割が、この紫外線からの保護機能だ。
表皮の基底層に存在するメラノサイト(メラニン形成細胞)は、紫外線の刺激を察知するとメラニン色素を作り出す。
その結果、人の肌は黒くなる(=日焼けをする)のである。
もし私達の体内にメラニンが存在しなかった場合、紫外線が皮膚の奥深くまで入り込み、酷い炎症や水ぶくれを引き起こすことになる。
さらにDNAが破壊され、皮膚ガンなどになってしまうのだ。
外からの刺激から肌を保護するメラニン
人の肌は、よく擦れる箇所ほど黒ずんでいるものだ。
例えば足の付け根や腋の下。
他の部分よりも少し黒ずんで見えるのではないだろうか?
この黒ずみもメラニンの保護機能によるものだ。
色素沈着は、肌の刺激により、表皮に存在する色素細胞(メラノサイト)から過剰に分泌されたメラニン色素が表皮や真皮に沈着しておこります。肌は刺激を感じるとメラニン色素を生成して肌を守ろうとする防御機能があるからです。
出典:資生堂 皮ふ科医に聞くミニ知識 第14回色素沈着のケア
乳首が黒ずむ理由
肌色が黒くなるのは、メラニンの保護機能によるものである。
また、それは乳首の黒ずみの原因にも繋がっている。
妊娠によって黒くなる乳首
赤ちゃんはお母さんの乳首からおっぱいを吸い、必要な栄養を得る。
つまり、乳首は赤ちゃんの生命維持には欠かせないものであり、赤ちゃんの吸い付きに耐えられる丈夫さを持っている必要があるのだ。
よって、メラニンは妊娠状態を察知すると乳首を保護しようと全力を尽くす。
その結果、妊娠した女性の乳首は黒くなるのである。
紫外線は衣服を透過する
人は服を着ることで紫外線などから身を守っているが、紫外線は性質上、衣服を透過してしまう。
真っ裸でいるよりも着ていた方がマシだが、人は服を着ていても紫外線はしっかりと浴びているのだ。
それはもちろん乳首も同じ。
大切な乳首を紫外線から守るため、メラニンの保護機能によって乳首の黒ずみが起こるのだ。
下着が擦れて刺激になっている
女性にとって大切な乳首。
ガードしなければならないのは紫外線だけではない。
外からの刺激からも守らなければならないのだ。
メラニンは、ブラジャーの摩擦を乳首への攻撃(=有害な刺激)であると認識する。
女性自身はきっちりブラジャーを固定しているつもりでも、体を動かせばブラジャーと乳首は擦れ合うことになる。
下着の刺激から乳首を守るため、メラニンによる色素沈着が起きてしまうのだ。
色白か色黒か?肌の色は体内のメラニン量によって決まる!
私達人間の髪色や目の色、肌の色を決定しているのはメラニン(メラニン色素)だ。
メラニンには2つのタイプが存在し、それぞれ異なる働きを持っている。
- ユーメラニン
黒色や茶色の元となる色素。
紫外線から人体を保護してくれる。 - フェオメラニン
黄色や赤色を生み出す色素。
紫外線からの保護能力は無い。
黄色人種である日本人は、ユーメラニンとフェオメラニンの両方を半分ずつ持っている。
ただし、そのバランスは人によって微妙に差がある。
同じ日本人の中にも色白の人や色黒の人がいるのはそのためだ。
ちなみに、白人はフェオメラニンが多くてユーメラニンは少ない。
そのため、彼らは紫外線保護機能が弱く、皮膚ガンの発症率が高いと言われている。
日焼け状態で知る乳首色
本来持っている肌の色によって、日焼けの状態には差が出てくる。
- タイプ1
非常に白い肌色。
日光を浴びると皮膚が真っ赤になり、ヤケド日焼けしてしまう。
こんがり日焼けすることがない。 - タイプ2
色白。
日光を浴びるとヤケド日焼けするものの、少しだけ褐色肌になる。 - タイプ3
一般的に「肌色」と言われる色。
日光を浴びてヤケド日焼けすることはあるが、日が経つにつれて肌の色が褐色になっていく。 - タイプ4
いわゆる色黒。
日光を浴びるとすぐに褐色になる。
綺麗にこんがりと焼けるタイプ。
カンの良い読者の方には分かってしまったかもしれない。
タイプ1・タイプ2は
ユーメラニン < フェオメラニン
な人。
タイプ3・タイプ4は
ユーメラニン > フェオメラニン
な人なのだ。
そして、肌を黒くする(=乳首の黒ずみの元となる)メラニンはユーメラニンの方。
つまり、下の様なことが言える。
日焼けすると | 乳首色の確率 | ||
普段の肌色 | 驚きの白さ | ヤケド状態 | ピンク |
色白 | ヤケド > 褐色 | ピンク > 茶 | |
肌色 | ヤケド < 褐色 | ピンク < 茶 | |
色黒 | 色黒 | 茶 |
ちなみに、日本人に一番多いのはタイプ3だ。
ファンデーションの色で知る乳首色
「ファンデーションの色って普段どんなの選んでるの?」
と聞いてみよう。
大抵の女の子が抵抗無く教えてくれるはずだ。
とはいえ、男性にとってファンデーションの色など未知の領域のはず。
そこでまずは、ファンデーションの色について簡単に説明しておく。
ファンデーションの色の名称はメーカー毎に異なるが、おおよそ下の様な種類がある。
男性的には「え、こんな色塗ってんの!?」という感じかもしれない。
ファンデーションの色は出来る限り素肌の色に馴染むものや、顔色が良く見えるものを選ぶのが常識だ。
よって、
「ファンデーションの色を知ること」とは「素肌の色を知ること」
であり、つまりは
乳首の色を知ること
なのである。
ファンデーションの色と素肌の色、乳首の色の関係を表にまとめてみた。
乳首の色を知りたい人はもちろん、ファンデーションの色選びで迷っている人も参考にしてみて欲しい。
素肌の色 | 乳首の色 | ||
ファンデーションの色 | ピンク系 | 色白 | ピンク |
ピンク系+オークル系W使い | 色黒 | 茶 | |
オークル系 | 中間色・肌色 | 茶 | |
ベージュ系 | 色黒 | 茶 |
日本人の肌の基本色はオークル系なので、ファンデーションもオークル系を使っている人が多い。
【注意!】
上の表の通りにならないケースを明記しておく。
- 化粧慣れしていない子や、色を模索している子。いつも肌色が悪く見える子。
- 化粧直しをする時は表の通りにはならない。例えば、通常時オークル系を使っている人の場合、化粧直しではピンク系を使った方が自然な発色になる。
- 素肌の色味を消すために、あえて逆の色を使っているケースもある。
例1.)素肌の黄色みが強い→ピンク系を使う
例2.)素肌の赤みが強い→ベージュ系を使う
総論
ぶっちゃけ、日本人のほとんどは茶色乳首だ!(ソース:温泉)
特に大人になればなる程、その確率は上がっていく。
男性陣はあまり夢を見ない様に!
女性陣はあまりコンプレックスに思わない様に!