ミャンマー北東部の中国国境付近で6日に警察署などが武装集団が襲撃され約30人が死亡した戦闘で、中国外務省の耿爽副報道局長は9日の定例会見で、「現在2万人あまりのミャンマー国籍の住民が中国側に避難している」と明らかにした。また、中国側に戦闘の流れ弾が入り、中国人1人がけがをしたという。
ミャンマー政府の声明によると、同国北東部ラオカイで6日、少数民族コーカンなどの武装勢力とみられる集団が警察署やホテルなどを攻撃した。戦闘は現在も続いているという。
耿氏は避難民への対応について「適切に救助し、国境地帯の安定のために有効な措置を取っている」と説明。その上で、「各方面に対し、自制を保ち、直ちに戦闘を停止するよう呼びかけている」と述べた。(北京=西村大輔)
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朝日新聞国際報道部