ただ付き合って別れてを繰り返しているだけでは、いつまでもいい恋愛は出来ない。
なぜなら、同じステージで違う相手と同じダンスをしているに過ぎないからだ。
ぼくはこれまで決して上手に恋愛をしてきた訳じゃない。
正直、アホみたいな失敗をたくさんしている。
だが、だからこそ恋愛やパートナーとの繋がり方について、普通の人より多く深く考えてきた自負がある。
そして最近、自分の中でうまくいくカップルの特徴がまとまってきたので紹介したい。
うまくいくカップルの特徴
お互いの優先順位が同じ
よく「価値観が同じカップルは長続きする」と言うが、それを具体的に言うと「お互いの優先順位が同じ」ということだと思う。
特に恋愛が同じ位置づけにいるかがすごく大切で、恋愛の位置づけが同じでないとカップルとしてうまく機能しない。
この場合だと、仕事や趣味を優先する彼氏に対して恋愛を一番に彼女が不満を溜める様子が想像できる。
恋愛の優先順位が同じならば、他の価値観が違ってもストレスは溜まらない。
恋愛に対する思い入れが同じであれば、向いている方向や距離感も似たものになりやすい。
ほど良い距離感
今まで経験した自分の恋愛を振り返ってみると、破綻した原因のほとんどが距離感を間違えていたことによるものだ。
一見うまくいっているカップルでも、実は距離感が近すぎていることが多い。
距離が近いと恋人の存在が当たり前になって、相手への感謝を忘れがちになりやすくすれ違いのきっかけになりやすい。
距離感というのは、近いと窮屈だし遠いと寂しいものだ。
二人に適した距離感を見つけるには、近づいたり離れたりを繰り返しながらチューニングをすることをおすすめする。
お互いの住んでいる場所の距離、お互いの優先順位、無理なく会えるペースといった様々な事情。
付き合いながら、それらを考慮しつつ調節することを意識したい。
思ったことは、口に出して言う
恋愛においてお互いに意見を言い合うのは、すごく大切だ。
言いたいことを溜めるのは、自分のためにも相手のためにもならない。
恋人に対して「言わなくても分かるよね?察してよ、気づいてよ」とメンタリストDaiGo並みの洞察力を要求してくる人が正直多い。
パートナーを察してあげられる人の評価が高い世の中でもある。
だが、よく考えてほしい。
いざ恋人になったからといって、元々は他人同士だ。
他人の考えていることを理解するのは簡単なことじゃない。
人間は、場面に応じて色んな顔を持つ生き物であり、一筋縄ではいかない存在だ。
だから「察して」「気づいて」と一方的な期待を投げつけた挙句、思い通りにならないとがっかりするのはあまりにも理不尽だ。
まず相手に「気づいて」と求めるのなら、自分も相手のことを気づいてあげよう。
言いたいことはちゃんと伝えるようにしよう。
「気が利かないんだよね」と恋人を悪く言うのはNG。
それは、あなたが伝えていないせいだ。
人と人は、言葉でコミュニケーションを取らない限り分かり合えない生き物だと思う。
まとめ
うまくいくカップルの特徴なんて考えるのは、自分が最近うまくいっていないからに他ならない。
お互いの優先順位が同じで、ほど良い距離感を保てて、お互いに言いたいことを言い合える関係なんて夢物語でしかないような気もする。
だが、同じステージで違う相手と同じような恋愛をすることに何の意味がある??
別れるたびに、別れた原因を相手に求めるのではなく自分に求めることで、より質の高い恋愛をしたい。