『Tom Clancy’s Ghost Recon: Wildlands』海外レビュー【途中経過】
『Tom Clancy’s Ghost Recon: Wildlands』の海外レビューです。
- ジャンル:シューター
- 機種:PS4/Xbox One/PC
- 開発:Ubisoft Paris
- 販売:Ubisoft
・広大で美しいオープンワールド
・とにかく楽しい協力プレー
・驚異的なビジュアルと技術
悪い点:
・平凡な物語
・雑になりがちな戦闘
とにかく楽しいゲームで、協力プレーは近年のベストだろう。やることが満載で眺めているだけでも飽きないボリビアの田舎は、広大で探索し甲斐がある。
操作性 4.5: 熱心なファンの期待に応え、新参者にこれまでシリーズをプレーしなかったことを後悔させる手堅い操作性
音楽/効果音/ボイスアクト 4.0: 軍事用語の乱用にもかかわらず、声優の演技は良く出来ている
バリュー 4.5: オープンワールド探索だけでも価格分の価値はある。初夏まで遊べそうなリプレー性の高さ
『Ghost Recon: Wildlands』は、間違いなく今年チェックすべきゲームの一つだ。魅惑的な土地、引き込まれるストーリーライン、フル・カスタマイズ可能なキャラクターのお陰で、早くも今年最も気に入った1人称シューターになった。僅かな短所も、長所と比べれば些細なものばかり。期待に応えた『Ghost Recon: Wildlands』は、今年最高の1人称シューターの候補になることは間違いないだろう。壮大でユニーク、確実にプレーする価値がある。
・究極の自由を備えた広大なオープンワールド
・尽きないカスタマイズ性
・友達とカルテルをせん滅するのは満足感がある
悪い点:
・頻繁な細かいバグ
・協力プレーを一旦味わってしまうと楽しめ無くなるシングルプレー
・リャマに乗れない
息を呑むオープンワールド、激しい戦闘、奥の深いカスタマイズなど、『Ghost Recon』が息を吹き返した。
・膨大なサイド・ミッションや収集要素
・多種多様な乗り物
・全てを向上させる協力プレー
悪い点:
・奇妙な戦闘時のバグ
・殆ど存在しないチェックポイント
・単調で鬱陶しい台詞
完璧とは程遠いものの、
は近年で最も成功しているフランチャイズ・リブートの一つだ。シリーズの特徴である部隊制メカニックを進化させつつ、既存ファン層に媚びているようには感じない。その結果、実在するロケーションのように感じられる、作り込まれたオープンワールドが誕生した。新生『Ghost Recon』を味わった今、もう後戻りはできなさそうだ。
・素晴らしい協力プレー
・
・コンテンツ満載の広大な世界
・Gunsmithシステムの帰還
悪い点:
・急にポーズされる不具合
・フワフワしたドライビング物理演算
・まとまりを欠くストーリーライン
・サーバー接続問題
『Tom Clancy’s Ghost Recon: Wildlands』は、名高いフランチャイズと、定番オープンワールド・システムの両方に新たなアプローチを試みている。決して革新的な体験ではないものの、友達とプレーすれば最高に楽しめる協力プレー・オープンワールドに仕上がっている。だが、そうした楽しさをパッチでの修正が可能な技術的不具合が邪魔をしており、そのせいで素晴らしい体験の勢いを削ぐロンチとなっている。
サウンド: サウンド・エンジニアたちは見事な仕事振りでボリビアの音を再現している
インターフェース: ホイール・メニューは時折使いにくいこともあるが、全体的なプレゼンテーションは良く出来ている
ボリューム: 少し単調になることもあるとはいえ、スニーキング、シューティング、ドライビングが好きなら、Ubisoft史上最大のオープンワールドにはやることが満載だ
『Ghost Recon: Wildlands』は、クオリティが安定していない。一部のミッションはストレスが溜まるし、技術面/デザイン面での欠点とも無縁ではなく、箱庭アクションは時として単調で馬鹿げた荒唐無稽なものになりがちだ。良い面としては、本作は膨大な量のミッションを収録し、広大なオープンワールドを備え、単純にとても楽しいのだ――協力プレーなら尚更である。完璧を期待するのは間違いだが、シューティング、スニーキング、ドライビングが好きならば『Ghost Recon: Wildlands』を存分に楽しめるはずだ。
散発的なアクション地点に到達するために広大なエリアを歩くだけには感じない程度にオープンワールドが丁寧に埋め尽くされているため、最も基本的なレベルでもやることが尽きないのである。
・最高に楽しい協力プレー
・広大で美しいボリビア
・多種多様な攻略法
悪い点:
・面白くないプロットとキャラクターたち
・カルテルとやり合う以外に世界全体との関わりが薄い
・協力プレーに劣るソロ
少々単調なオブジェクティブにバラエティを加味する戦術性を盛り込んだ手堅いオープンワールド・シューター『Ghost Recon: Wildlands』は、協力プレーで他のプレーヤーと一緒にSanta Blancaカルテルをせん滅してこそ。ただ、魅力的なプロットやキャラクターを期待しないこと。
・開かれたミッション
・多彩な武器、装備品、スキル
・特徴のあるボリビアの各地域
・カラフルで魅力的な悪役たち
・最高に楽しい協力プレー
悪い点:
・たまに空っぽに感じる世界
・仲間AIへの命令コマンドがシンプル
・貧弱な物語と一本調子な仲間
・バグとグリッチ
・大抵のシナリオであまり役に立たない仲間AI
欠点はあるものの、『Ghost Recon: Wildlands』は攻略の自由度の高さで楽しめるゲームに仕上がっている。友達と一緒にプレーした方が楽しめるとはいえ、一人でプレーしても仲間AIはイライラするほど酷いというわけではなかった。薄っぺらな物語とキャラクターを許容できれば、新たな武器や装備、アプローチの実験が楽しい知的で魅力的なシューターとなっている。『Ghost Recon』体験の決定版とまではいかないものの、それでも『Wildlands』はタクティカル体験を望む向きなら楽しめるゲームだ。
・素晴らしい協力プレーと楽しい銃撃戦
・とても楽しいドローン
・面白いカスタマイズ
・広大なオープンワールドと豊富な乗り物
悪い点:
・革新性や驚きがない
・頼りにならないカバー・システムと平凡なAI
・一人だとあまり楽しくない
・政治的に首を傾げたくなる物語
少なくとも実際のアクションの単調さや底の浅さに気付くまでは、オープンワールドの協力プレー・シューターとして非常に楽しめる。
・楽しい出来のシューティング
・テクスチャのポップイン以外は美しい
・友達とプレーしたほうが面白い
悪い点:
・極めて退屈なミッション・デザイン
・探索が退屈な世界
・グリッチや技術的問題が山積
『Ghost Recon: Wildlands』は、自らの野心が足枷となったゲームだ。ジャンルを融合させたことで、全てをやろうとして何一つ成し遂げることができなかった。広大な世界を面白いディテールで埋め尽くすことは不可能で、Ubisoftはボリビアという国全体を退屈に感じさせてしまった。何一つ噛み合っておらず、非常に残念な作品に落ち着いている。