WBC敗退の韓国、メディアが批判…「無気力」
WBCで1次ラウンド敗退となった韓国代表。
同国メディアは「無気力」「屈辱」と、批判の大合唱を展開している。
1次ラウンドで敗退した前回の雪辱を期して臨んだ今回は地元ソウルを舞台としながら、6日の初戦で初出場のイスラエルに惜敗し、7日にはオランダに完敗した。主軸打者が不発で、併殺も繰り返した試合内容に「終始無気力だった」(聯合ニュース)と批判の矛先が向いている。
韓国代表の下馬評は多くの米大リーグ所属選手の不参加で元々低かった。朝鮮日報によると、韓国側はソウルで1次ラウンドに臨む4チームの経費約60億ウォン(約6億円)を負担したが、期待度の低さや政治の混乱がもたらす雰囲気も影響してチケット・スポンサー収入は計50億ウォン(約5億円)前後に低迷している。(ソウル 宮崎健雄)