<中国のTHAAD報復>強まる中国のロッテ叩き

<中国のTHAAD報復>強まる中国のロッテ叩き

2017年03月09日09時05分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  中国がロッテと提携している米国企業が大株主の会社にまで報復措置を取った。ロッテなどによると、中国消防当局は上海のチョコレート製造工場であるロッテ上海フードコーポレーションに対して近く生産中断命令を出す予定という。

  ロッテの関係者は「6日に点検をした消防関係者が施設の不備という理由で生産中断措置を予告して行った」とし「公文書がくればすぐに生産を中断することになる」と述べた。ロッテ上海フードコーポレーションは米国製菓企業ハーシー(51%)とロッテ製菓(49%)の合作会社であるため、生産中断が現実になる場合、米中摩擦に飛び火する可能性がある。1894年に米ペンシルバニア州で設立されたハーシーは水滴の形をした「キスチョコレート」(1907年発売)などを世界およそ60カ国で販売している。

  ロッテマートに対する営業停止も続いた。この日まで営業停止処分を受けたロッテマートの中国内支店は全体(99カ所)の半分を超える55カ所。また農林畜産食品部によると、ロッテ七星の果実飲料の通関も書類不備を理由に2日に中断された。書類を補完してもまだ通関していないと、ロッテ側は説明した。

  チョン・インギョ仁荷大経済学科教授は「通商当局は中国の非市場的な措置をモニターし、国際社会で公論化する必要がある」と述べた。
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