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10カ月の女児、飼い犬にかまれ死亡 東京・八王子

朝日新聞デジタル 3/9(木) 22:44配信

 9日午後4時35分ごろ、東京都八王子市北野台5丁目の民家から、「女の子が犬にかまれた」と119番通報があった。救急隊が駆けつけたところ、生後10カ月の安田翠(みどり)ちゃんが頭から血を流しており、約2時間後に死亡した。現場は翠ちゃんの母親の実家で、飼い犬のゴールデンレトリバー(4歳オス、体重約37キロ)にかまれたという。

 警視庁南大沢署によると、翠ちゃんはハイハイを始めたばかりで、当時は祖父母と3人で居間で遊んでいたが、屋内で放し飼いにされている犬が突然かみついたという。

 翠ちゃんは祖父母宅をしばしば訪れていた。祖父母は警察に「ほえたりかんだりしない、臆病でおとなしい犬だった」と説明しているという。

 環境省によると、犬のかみつき事故(2015年度)は全国で4373件で、98%が飼い犬だった。15年には北海道の住宅で、女性(52)が知人の飼い犬にかまれて死亡。14年には大分県で、集団登校をしていた小学生ら7人が首輪をつけた中型犬にかみつかれ、けがをする事故が起きている。

朝日新聞社

最終更新:3/10(金) 0:48

朝日新聞デジタル

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