9日
20時07分
0分50秒
WH原発、米政府が約9500億円の債務保証
経営危機に直面している「東芝」のアメリカの原発子会社「ウエスチングハウス」が建設している原発に対し、「アメリカ政府」がおよそ9500億円の債務保証をしていることが分かりました。
「東芝」は巨額損失の原因となっているアメリカの原発子会社「ウエスチングハウス」について、日本の民事再生法にあたる「連邦破産法11条」の適用の申請を検討しています。
こうしたなか、「ウエスチングハウス」がアメリカのジョージア州で建設している2基の原発に対して、「アメリカ政府」がおよそ9500億円の債務保証をしていることが分かりました。そのため「ウエスチングハウス」に「連邦破産法11条」が適用された場合、「アメリカ政府」にも負担が発生する可能性があります。
世耕経済産業大臣は来週訪米し、エネルギー長官との会談も調整されているため「東芝問題」がそこで議論される可能性も出てきました。(09日16:53)