トヨタ自動車は、3人乗り電動モビリティーのコンセプトモデル「i-TRIL」をジュネーブ国際モーターショーに出展した。
ドライバーの座席を車体の中央部に配置し、後席に2人が乗れる「1+2レイアウト」を採用。ドアがフロアの一部を構成しており、昇降時にフロアのステップ部分が開く仕組みで、乗降が楽になっているという。
ボディーはコンパクトで取り回しが良く、左右前輪の上下で車体の傾きを自動的に制御する「アクティブリーン機構」により、快適性・安定性を両立させたという。
ボディサイズは2830(全長)×1500(全幅)×1460(全高)ミリ、ホイールベースは2080ミリ。1回の充電で、200キロ以上を走行できるとしている。
欧州の小・中規模都市における30〜50歳の子育て世代の利用を想定して開発したという。
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