北朝鮮ミサイル 石川県の漁業関係者から不安の声

北朝鮮ミサイル 石川県の漁業関係者から不安の声
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北朝鮮が発射した弾道ミサイルのうち1発が、能登半島からおよそ200キロの海域に落下したと推定されていることについて、石川県の漁業関係者からは不安の声が上がっています。
国内有数のスルメイカの水揚げを誇る石川県能登町の小木港では、およそ140人の漁業者が、毎年6月から翌年1月にかけて、北陸から北海道の沖を北上しながら漁をしています。

このうち、6月から7月にかけては、能登半島の北200キロから330キロの大和堆と呼ばれる海域で操業しているということです。

石川県漁協小木支所の山下久弥支所運営委員長は「このままの状態では、6月と7月は操業できなくなる。この時期に漁ができないのは漁師にとって死活問題で、北朝鮮がミサイルを発射しないよう政府には動いてもらいたい」と話しています。