おむつ女子高 1話完結
- 2013/12/13
- 23:16
ここはおむつ着用が普通の光景である高校…
舞:「紗希おはよー!」
紗希:「あ、おはよ」
舞:「何ゆっくりしてんの!今日は朝礼の日だから、早く行かないとまた先生にぐちぐち言われるよ!!」
紗希:「忘れてたっ!うんっ、早く行こうっ!!」
清楚な雰囲気な紗希と、ちょっとギャルっぽい感じの舞。はたから見ればデコボココンビにも見えるが、れっきとした親友同士。中学からの同級生だ。
彼女らが通う自由が丘女子高は私立の高校であるが、ある1点を除けば、本当に普通の高校と変わりはない。そのある1点は、今日の朝礼と、彼女らのちょっと不自然に膨らんだスカートの中身に大いに関係がある。
全校朝礼にて…
淡々と理事長の話が続く。まあどこの学校でもそうなのかもしれないが、精神論などの退屈な話ばかりであった。しかし朝礼の本番は、理事長の退屈な話などではなく、その後のチェックにある。
やっと理事長の話が終わったその時、生活指導も務める30歳前後の女性の体育教師が出てきて大きな声で言った。ちなみに、この女子高は、さきほども述べたある1点の理由で、女性教師しか採用しない。
体育教師:「それではスカートをまくって下さい!各担任にチェックしてもらうまではスカートを下ろさないでください」
全校生徒が一斉にスカートを上げた。別に柄物の下着のチェックなどではない。なぜなら全員が純白の下着だからだ。しかし普通の下着ではない。かなりモコモコしている上に、生徒によってはキャラクターの入ったものや、テープでとめているようなものも見受けられる。
ムーニーマン、パンパース、GOON、アテント、リフレ、メリーズ、……
おむつだ。生徒全員が紙おむつを着用している。目を疑うような光景のはずだが、誰も何も言わずに担任教師のチェックを待っている。
そう、この学校が他の高校と違っている1点というのは、「おむつ着用」が校則で決まっているということなのだ。めちゃくちゃだと思われるかもしれないが、実はちゃんとした理由がある。
かつて自由が丘女子高は地元でも有名なヤンキー校であった。荒れに荒れ、授業も行事もままならないような状態だった。
そんな時に自由が丘高校に転任してきたのが、現理事長であった。当時は生活指導として生徒たちとやりあっていたが、ある時ふと思ったのである。
ヤンキー生徒:「うるせえ、ババア!いちいち話かけんな!」
ここの生徒たち、驚くほど女らしさがない。女としての羞恥心というか、そういう気持ちが一切ない。そこで思いついたのが、「おむつ着用」という校則であった。
当時の理事長に相談し、自分のくびをかけてもいいから、1か月だけ自由にやらせてくれと頼んだのである。おむつをつけて生活することで、羞恥心を養い、大人しさ、女らしさを身につけさせようという考えであった。
反抗的な生徒たちが、自分からおむつなど履くわけがない。1か月間、戦いは続いた。おむつを履かない生徒には、部屋まで引きずっていき、無理やりにでもおむつをあて、自分では外せないようにしたのであった。
1か月の成果は抜群だった。荒れた生徒たちは人が変わったように大人しくなり、素直になっていったのである。
そういう経緯があり、今は地元、保護者公認で「おむつ着用」を公認し、今では県内でも有数の進学校になったのであった。舞は確かにヤンキー風ではあるが、スカートの下にはおむつなため、元々清楚な紗希ともうまくいっているのかもしれない。
紗希と舞は列の前後に並んでいる。
紗希:「あ、舞。あとで教室でおむつ替えてくれる?」
舞:「もちろんいいよ。私も替えてほしいから、あとで一緒にしよっか」
話していると担任が回ってきて、紗希と舞のおむつをチェックした。紗希は大人用のパンツタイプの真っ白なおむつ、舞はムーニーマンのスーパービッグを履いていた。なんだかおむつのチョイスにも性格が出ているような気がしますね。
ちなみに、この学校には来賓と教師用以外に、生徒が使う用のトイレは存在しない。生徒はトイレに行く代わりに、おむつにするのだ。そのため、以前は残っていたトイレは改装され、ベッドが10近く設置された「おむつ交換室」になっているのである。また、校則
によって、学校内では自分でおむつの交換をしてはならない、というのがあるため、わざわざ交換室を設置したのだ。
これで先ほどの紗希と舞の会話もうなずける。
以下がこの学校のおむつに関する校則である。
① 校内、登下校時は必ずおむつ着用のこと
おむつを着用することによって、羞恥心を養う。
② 原則校内でのおむつはテープ式とし、自分でおむつ交換してはならない
他人のありがたさを知る。他人なしでは自分はありえない。
③ おむつを隠すという理由で、無駄にスカートを長くしてはならない
狡猾は許されない。素直を覚えることが大切。
④ 小はトイレ禁止、大はトイレとおむつの選択
大は大きなプライベートであるため、選択の余地を残しておく。
以上である。
教室に帰ってきた紗希と舞は、早速おむつ替えの準備を始めた。教室にも何台かベッドがあり、おむつ交換ができる。周りの生徒たちも、仲の良い者同士でおむつ替えを初めていた。
まずは紗希が舞のおむつを替えてあげる。
紗希:「じゃあ寝ころんで、スカートを上げてね」
舞:「いつものことだからわかってるよ!」
それでも少し顔を紅潮させながら舞は言った。
慣れた手つきで紗希は舞のおむつを替え始めた。舞のおむつはムーニーマンのスーパービッグ。可愛いバックプリントがこの高校では人気なのだ。
ムーニーマンのサイドをビリビリと破いて、おむつを開いた。おもらしはしていなかったものの、少し汗ばんでいたのか、湿っていた。
紗希:「じゃあおむつあてるから、お尻上げてね」
舞も言われるがままにお尻を上げた。いわゆるまんぐり返しいうやつだ。紗希は舞のかばんの中から舞が持ってきたテープタイプのおむつ、GOONのスーパービッグを取り出し、舞にあてていった。最近の幼児向けのおむつは、かなり大きくなってきている。舞が使っているムーニーマンやGOONのスーパービッグであれば、高校生でも十分使える大きさだ。
舞はおむつをあててくれた紗希に軽くお礼を言い、次は紗希におむつをあてるべく、ベッドに寝転ぶように促した。
舞は、紗希の飾り気のない介護おむつのサイドを破った。舞とは違い、紗希はちょっとだけおしっこをチビッていた。
舞:「あ~、ちょっと出ちゃってたね。さっきの朝礼の時かな?すぐに替えてあげるからね」
舞がそういうと、紗希は恥ずかしそうに頷いた。
舞も紗希と同じく、慣れた手つきでおむつ替えをしていった。
舞:「それにしてもさ、紗希のおむつってなんでそんなに地味なの?」
舞は、紗希がもってきた、介護用のテープおむつのことを言っているのだ。
紗希:「別に見えないからいいかなぁ、と」
舞:「そんなんじゃ男できないぞ!!」
しかし、意外にも舞には彼氏がいるそうだ。ありがたいことに、学校やおむつのことも理解してくれているらしい。
そんな会話をしているうちに二人ともおむつ交換を終えてしまった。1時間目は苦手な数学だ。勉強の準備をして、2人は普通の学園生活に戻っていった。
おむつにことを除けば、ごく普通の学校だ。しかし、どうしてもおむつが障害になることがある。それは、体育の授業だ。さすがにテープおむつの上から体操服を着て、運動するのは厳しい。そのために、学校からはある物が支給されている。
紗希と舞のクラスは、3時間目が体育であった。教室には大きな段ボールがあり、その中には体育で使うためのおむつが大量に入っている。
舞:「紗希~、スリムウェア履かせて~」
スリムウェアをご存じだろうか。激しい動きに耐えられ、薄手のため、体操服の上からでも目立たない。そんなおむつがあるのだ。
(実在します。HPでCMも見られるので、一度ご覧を)
紗希は自分の分と舞の分の2つのスリムウェアを段ボールから持ってきた。女子高のため、着替えは教室で行うのであるが、40人近い女子高生がお互いにおむつを履かせあっているのは、ある意味異様な光景なのかもしれない。もちろん、この自由が丘女子高では日常の光景なのであるが…。
舞は自分で下半身裸の状態になり、両手でおむつを広げている紗希の肩につかまりながら、おむつに足を通していった。紗希も舞に同じようにしてもらい、おむつを履いた。
服の上からでも目立たないとはいえ、おむつを履いているのは間違いない。この時期だとまだ短パンで体育の授業に出る生徒もいるので、裾や腰のあたりから白いものがひらひらしていることも珍しくない。
そんな変わった高校ではあるが、どうしても解決できない悩みもある。それは、登下校時のことだ。校則でおむつ着用を決めてはいるが、電車通学の生徒もいる。電車の中でばればれのおむつをしていれば、問題が起こるだろうことは想像にたやすい。
実は紗希自身、電車通学であり、痴漢に会った一人だ。なんかおかしい…。紗希がそう感じた時にはすでに誰かの手がスカートをさすっていた。怖くなり、次の駅で降りたため、大事には至らなかったものの、高校では大きな問題になった。
「ここまできたら、もうおむつはあてなくてもいいんじゃないですか」
そんな声も出始めたが、それを抑え込んだのは、意外にも、紗希自身だった。
紗希:「私、この高校のおむつが好きです。おむつのおかげで今の私があります。どうかおむつ制度を無くさないでください!!」
職員室で大きな声で叫んだ。普段は大人しい性格のため、周りにいた生徒、教師は驚いた。とにもかくにも、紗希の主張により、おむつ制度は無事に存続することになった。
こうして来年もおむつ女子高生が入学してくることであろう。街でスカートが膨らんでいる女子高生を見かけたら、それは近くにそんな高校があるかもしれませんね。