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失った歯を取り戻したい方(インプラント治療)

失った歯を取り戻したい方(インプラント治療)

インプラントとは?

「審美的に入れ歯を使うのに抵抗がある」
「抜けている歯の数が多く、ブリッジでは支えきれない」
「ブリッジをするために健康な歯を削りたくない」
「交通事故の外傷などで歯を失ってしまった」
「入れ歯の着脱がわずらわしい」

という方はいませんか?

失われた歯根の代わりに「チタン製の歯根」を埋め込む治療方法が、インプラント(人工歯根)です。インプラントは、見た目の美しさはもちろん、本来の自分の歯と同じような感覚で力強く噛むことができるようになります。

このページではインプラント治療についてご紹介します。

【理事長:渡辺徹のワンポイントアドバイス!!】

  • 歯が失われた場合、ブリッジにするか義歯(入れ歯)にするかインプラントにするか、それぞれ利点・欠点があります。
  • 噛みやすさから言うとインプラント>ブリッジ>義歯です。
  • 料金から言うと義歯>ブリッジ>インプラントです。
  • インプラントの料金は手術代・冠(被せ物)込みでおよそ30万円です。
  • 外科処置と併用することがあります。(その他外科治療参照)

インプラント後のメンテナンスに
ぜったい改善したいソニッケアープラチナ

【当院の特徴】CTやオペ室完備で、安全性の高い治療を提供

従来のレントゲンは2次元撮影のため、患部が他の歯に隠れて見えない部分が生じるなど、診断に限界があります。その点CTは、立体的で精密な3次元の画像を得ることができることから、安全で正確、かつ妥協のない治療を可能にしてくれます。

インプラント治療イメージ

インプラント治療で必要になる骨の診断、親知らずの位置、根の先の病気、矯正治療、腫瘍など、お口の中の色々な病気の詳細な分析、正確な診断が可能。また、歯科用CTを導入していることで、検査から診断、治療まで、すべてを当院内で行うことができます。

「インプラント専用の手術室」を完備

また、インプラントは外科手術ですので、その成功のためには、整った衛生環境が必須です。当院では、外科処置を行う際には「インプラント専用の手術室」を使用します。空調や多くの器具のひとつひとつにまで、全てに至って完璧に管理された手術室ですので、安心して手術を受けていただけます。

従来の治療とインプラントの違い

ブリッジとインプラントの違い

ブリッジとインプラントの違い

ブリッジは、失った歯の両側の歯を削るなどして人工歯冠を被せるため、健康な歯まで傷つけることになってしまいます。ですが、インプラントでは、両隣の歯はそのままで、負担もかかりません。

部分入れ歯とインプラントの違い

部分入れ歯とインプラントの違い

部分入れ歯では、義歯を固定するために金属の支えなどを使用します。そのため、使用に違和感があり、清掃も難しく、見栄えも良くありません。その点インプラントでは、失われた歯根部分の骨を支えにして人工の歯を固定することから、天然の歯と同じように噛むことができ、見た目も美しく、自然に仕上がります。

総入れ歯とインプラントの違い

総入れ歯とインプラントの違い

総入れ歯の場合、入れ歯を固定する力が弱く、ぐらついたり、ズレたりします。そのため、食べ物を噛むために充分な力をかけることができません。インプラントでは、義歯はあごの骨に固定されるので、力を入れて噛むことができます。食感も天然歯に近く、食べる楽しみを取り戻すことができます。

インプラント・ブリッジ・入れ歯の、それぞれの特徴

どの治療法にも、それぞれにメリットとデメリットがあります。以下の表にまとめますので、「自分の口腔内に最適な治療法」を選ぶための参考にしてください。

  インプラント ブリッジ 入れ歯 総入れ歯
対応方法と
イメージ
歯の根の代わりになるチタンの棒を骨に埋め込み、その上に歯をかぶせていく方法。
失った歯の両側の歯を削り、冠を橋渡しすることによって失った歯を補う方法。
失った歯の周囲の歯に金属の留め金をつけて、取り外しの人工の歯を留める方法。
取り外しの人工の歯を顎の上に載せる方法。


対応本数 1本から、全ての歯を失った場合 数本失った場合 数本失った場合 全部の歯を失った場合
周囲の歯や
あごへの影響
・歯を失った部分のみの治療で、周囲の歯に負担をかけない。
・歯を失った部分の骨が機能回復するため、やせない。
・周囲の健康な歯を削る必要がある。
・大きな負担が健康な歯にかかる。
・歯を失った部分の骨がやせる。
・周囲の歯に留め金をかけるため、大きな負担が健康な歯にかかる。
・歯を失った部分の骨がやせる。
・あごの骨がやせる。
審美 ・ご自分の歯に近い、自然な見た目。 ・保険適用外の材料を選択すれば、ご自分の歯に近い見た目にすることも可能む。 ・留め金が見える部分もある。 ・あごの骨がやせてくると、口元にシワがよりやすい。
清掃 ・ご自分の歯と同様に歯ブラシ、スーパーフロス、歯間ブラシ等で清掃。 ・ご自分の歯と同様に歯ブラシし、歯の無い所はスーパーフロス、歯間ブラシ等で清掃。 ・はずして義歯の洗浄をする。支える歯も清掃。 ・はずして義歯の洗浄をする。
治療期間 あごの状態によって異なるが、4ヶ月から1年程度。その後も噛み合わせのチェックなどは必要。 周囲の歯の状態によるが2週間~2ヶ月前後で装着。その後も調整が必要。 周囲の歯の状態によるが2週間~2ヶ月前後で装着。その後も調整が必要。 1~2ヶ月前後で作製装着。その後も調整が必要。
欠点
(デメリット)
・簡単な手術が必要である。
・自費治療となる。
・清掃性が悪くなり、支えている歯が歯周病や虫歯になる可能性がある。
・支えの歯に負担がかかり、将来的に折れる場合もある。
・歯を失った部分の骨がやせてくる。
・清掃性が悪くなり、支えている歯が歯周病や虫歯になる可能性がある。
・外出先などでも取り外しをしなければならない。
・異物感を感じやすい。
・異物感がある。
・食べ物が食べづらく、硬いものが食べられない。
・浮き上がったり、外れたりする心配がある。
・舌感が悪い、喋りにくい。
・外出先などでも取り外しをしなければならない。

治療方法の選択について

ご自身の歯の治療を、どの方法で治療するか-これについては、お口の中の状況や予算、今後の希望によってまったく違ってきます。人それぞれに向き・不向きもありますので、お気軽にご相談ください。

インプラント治療の流れ

インプラント治療には、一回法と二回法があります。一回法では、外科手術は一回のみ行います。まず、手術でインプラントを埋め込んだ後、その一部をあごの骨の外に出しておきます。そして、インプラントと骨との結合期間を経て、外に出しておいた部分にアバットメント(インプラント体と人工歯を固定するための支台)を装着し、人工歯を取り付けます。

一回法

二回法では、外科手術を二回行います。一回目でインプラントをあごの骨に埋め込み、一度歯茎を縫合によって閉じた後、インプラントと骨が結合するのを待ってから(3~6ヶ月後)、二回目の手術を行います。そこで再び歯茎を切開し、アバットメントをインプラント体に装着して人工歯を取り付けます。

二回法

オールオンフォー(ALL-on-4)とは

オールオン4は、総入れ歯の方や、多くの歯を失った方へお勧めしている、最新のインプラント治療です。オールオン4なら、その日のうちに治療した歯で食事をすることが可能ですし、たった1日で、口元の状況が劇的に変わる治療法です。

オールオンフォー(ALL-on-4)

入れ歯から変更される場合は、わずらわしい入れ歯のお手入れが不要となり、快適性がアップ。

また、総入れ歯の状態を従来のインプラントで治療する場合には、埋め込むインプラントの数は、10~14本程度が一般的でしたが、オールオン4では、インプラント本数が最小4本に減りますので、患者さまの治療費負担を大幅に軽減させることが出来ます。