歯ぎしり
日本人のほとんどは多かれ少なかれ歯ぎしりをしています。
歯ぎしりには、「カチカチ」タイプ、「ギシギシ」タイプ、音のしない「食いしばり」タイプの3種類があります。
中でも食いしばりは歯や歯茎のために特に悪い影響があります。
歯ぎしりによって歯の表面にひびが入ったり、差し歯が外れたり、頭痛や肩こりに悩まされることもあります。
原因は遺伝的なものや睡眠の浅さが関係しています。
歯科医院での治療としてまずマウスピースがあります。
もちろん悪い咬み合せを見つけて治療しなければなりません。
生活のなかで、特に就寝2時間前にはパソコンやコーヒーなどの刺激を避け、ぬるめのお風呂にゆったり浸かるなど、昼間のストレスを忘れリラックスして深い眠りにつきましょう。
また、高い枕も気道を狭くして眠りが浅くなります。
睡眠時無呼吸症候群も眠りが浅いため、歯ぎしりをしやすいのです。その他に認知行動療法として「自分は歯ぎしりをしない」を何度も自分に言い聞かせることも有効な手段です。