蹴球探訪
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【サッカー】バイエルン、レアルが8強入り バイエルンはアーセナルに大勝2017年3月9日 紙面から
◇欧州CL 決勝T1回戦・第2戦 バイエルン・ミュンヘン5−1アーセナル【ロンドン原田公樹】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は7日、決勝トーナメント1回戦第2戦の2試合を行い、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が敵地で退場者を出して10人になったアーセナル(イングランド)に5−1で大勝し、第1戦との合計点10−2で6季連続となる8強入りを決めた。昨季王者のレアル・マドリード(スペイン)もアウェーでナポリ(イタリア)に3−1で逆転勝利し、2戦合計で6−2として7季連続で準々決勝へ進出した。 第1戦に続き再び5−1で大勝したバイエルンだったが、アンチェロッティ監督は「いかれたゲームだった。PKまでは、すごく難しい試合だった。アーセナルはものすごい勢いでプレッシャーをかけて来て、ボールも支配された」と心理的には点差ほどの楽勝ではなかったことを明かした。 ホームでの第1戦を同スコアで制し、この日も“左うちわ”かと思われたが、立ち上がりからアーセナルの気迫に押され気味。前半20分に先制を許すと、奇跡の大逆転劇を信じる敵方ファンの大声援も手伝って守勢に回った。 流れが変わったのは後半8分。アーセナルの主将でセンターバックのコシールニが、ゴール中央でバイエルンのエースFWレバンドフスキを倒して一発退場。自らPKを決めて1−1に追いついてから。そこからは一方的なバイエルン劇場と化した。 数的不利に陥った相手を攻め続け、MFロッベン、途中出場のMFコスタ、MFビダルが2発とゴールラッシュ。早々と勝利を手中に収めていたが、最後まで攻撃の手を緩めず、ゴールを重ねた。「重要なのはわれわれが準々決勝に進んだこと」と指揮官。4年ぶりの欧州王座奪還へまた一歩、歩みを進めた。 PR情報
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