初の外国人棋士・カロリーナ女流2級がプロ初対局
2017年3月9日11時27分 スポーツ報知
ポーランド出身の将棋のカロリーナ・ステチェンスカ女流2級(25)と、石本さくら女流1級(18)による「第44期岡田美術館杯女流名人戦」(主催=報知新聞社、日本将棋連盟)予選決勝が8日午前10時、大阪市福島区の関西将棋会館で始まった。
カロリーナは先月20日の予選2回戦で、貞升南(さだます・みなみ)女流初段(30)に勝ち、規定を満たして女流棋士正資格となる女流2級に昇級し、史上初の外国人棋士になったばかり。今回がプロとして初の対局となった。
振り駒で石本女流1級の先手で始まり、石本女流1級もカロリーナ女流2級も三間飛車を選択した。
両者とも、勝てば女流名人リーグ出場権を獲得し、女流初段に昇段する。持ち時間は2時間。終局は午後になる見込み。