毎年、2月に入ると府中市郷土の森博物館の梅園で行われている「郷土の森 梅まつり」を見にいっていた私。梅や桜って季節のお約束なのですが、なかなかこれといった写真を撮ることが難しい、やや苦手な被写体だったりします…。
そんな中、ログカメラさんにてこんな記事を読みました。
羽根を広げたメジロを撮影してきたので撮り方の備忘録を書いてみる - ログカメラ
「梅の副題(主題?)といったらメジロ!」でお馴染みのウメジロー(梅ジロー)さんですが、もう一歩踏み込んで羽根(羽)を広げたメジロを狙ってみるというのはなかなか面白そう! 既に3月に入っていますし、梅の季節もあとわずか…。まだメジロがいてくれることを祈りつつ、早速府中郷土の森まで出掛けてみました。できれば青空のお天気を狙いたかったですが、もうそんな贅沢を言ってられません。花粉は気合いで我慢!(涙目になりつつ)
使用カメラはSDスロット故障の修理から戻ってきたばかりのOM-D E-M1 MarkII… 詳しくは以下の記事で修理報告を追記をしていますが、なんと修理でなく製品交換となってしまいました。文字通りの「新しくなった…」なのですが、今回の撮影が仕切り直しな新たな相棒との最初の一歩です。
レンズは1.4倍テレコン(MC-14)付けたED 40-150mm F2.8。望遠側で420mm相当F4.0のレンズになります。設定値などはログカメラを参考に、現場で適宜調整してます。
[参考]OM-D E-M1 MarkIIの設定値
- 撮影モード:S(シャッター速度優先)
- シャッタースピード:1/2500〜1/3200秒
- レリーズモード:連写L
- フォーカス:S-AF>C-AF>MF(枝が邪魔なとき)の順で適宜
- フォーカスポイント:シングルターゲット(中央1点)
- ISO感度:オート(上限ISO3200に設定)
- 記録サイズ:JPEG「M」(AF)
まずは普通のウメジロー
早速、梅園の中へを足を進めていくと… いましたいましたメジロさんたち。群れになって梅の木をせわしなく飛び回っています。
狙うは羽根を広げたウメジローですが、当然その前後も狙っているので普通のウメジローも撮れております。遭遇率の割にはちょこまかと木の向こうに行ってしまったり、背中や頭、お尻しか見せてくれなかったり、なかなかいい角度で撮るのが難しいメジロさん。そこはもう連写で数打ち作戦です。
花の蜜を吸ってるメジロは比較的細長く見えたりするのですが、ぷっくりと膨れた丸いウメジローは可愛いですね。まだまだ寒いですもんね。
周囲の梅でボケを作ったり、背景なども狙って撮りたいものの、これがなかなか難しい。梅の額縁っく狙って撮れたのはこの1枚ぐらいでしょうか…。
赤い梅での撮れ高もイマイチでした。
ちょいとアンダー気味でクールなウメジロー。
群れで動いているので、別にカップルという訳じゃないでしょうけど、撮った写真から勝手にそんな雰囲気を感じてしまうのは人間の勝手です。ひょっこり。
ここから本番!? 羽を広げたウメジロー
さて、そろそろ本気を出して羽を広げたメジロを狙っていきましょう。…といっても、ひたすら連写しながら、メジロが飛び立つ瞬間を待つ撮り方。1時間程梅園をウロウロしながらの成果は以下の通りです(お気に入りは2枚目かな?)。
大きく羽ばたきつつ、顔もちゃんと写っているという瞬間を捉えるのがなかなかに難しい。次の2枚とか微妙に「惜しい」ですね…。
相手が小さなメジロということもあって、最大望遠で撮ることが多かったですが、もちろん殆どの写真でトリミングを行っています。
しかしながら、アップだけでなく引き気味で梅をしっかり入れるのも悪くない。あえて引いた訳でなく、被写体との距離で自然とそうなってしまっただけですけども、「梅とメジロ」がテーマの写真なら、この辺もお気に入り。
ウメジローを見失ったときはシジュウカラさん達に遊んで貰いました。小鳥を撮るのって意外と楽しくてハマってしまいます。ちなみに下の1枚目はE-M1 MarkIIの「プロキャプチャーモード」を使って撮ったもの。
実際このような瞬間を容易に残すための「プロキャプチャーモード」ですが、ウメジローでは飛び立つ前の姿も撮りたいので、使うことがありませんでした。あとは、シャッター切ってる感触がないので、あまり撮影していて楽しくないモードなのが玉に瑕(後で撮影結果を見て「おおっ」っとなる)。
ウメジロージャンプもかわいいぞ
今回の狙いは羽を格好良く広げたメジロですが、意外に羽ばたかずに枝から枝へとジャンプ移動しているメジロたち。失敗写真かな?と思いきや、それだけ集めてみるとなかなかにコミカルで可愛い写真です。どれも「ピョーン!」って効果音が聞こえてきそう!?(笑)
伸びてる(笑)
そしてコミカルついでに正面からの真ん丸ウメジロー。これは… 河豚かな?
先日のオオハクチョウ@道東旅行以来の鳥撮りでしたが、やはり身近な被写体として鳥ってとっても魅力的です。あちこちで見かけるシジュウカラやツグミもファインダーを通してよく見ると、可愛らしい顔をしています。
あまり深入りすると、撮影機材面で(沼的な意味で)色々と危険ではありますが、手持ちのカメラとレンズでも充分楽しめていますし、山に登った際などもう少し積極的に鳥にもレンズを向けてみると楽しいかもしれませんね。今年こそライチョウに会いたいですし(笑)
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