個人データを誤提供 県、私立47校の7810人分
(2017/3/8 08:05)
静岡県は7日、県内私立高・専修学校47校の生徒7810人分の個人データを誤って別の私立11校に提供していたことが判明したと発表した。誤提供のデータは全て削除し、学校職員の閲覧などもなかったとしている。
県私学振興課によると、誤提供したのは2014~16年度の私立高就学支援金助成申請に関わる学校、生徒氏名、受給認否結果、住所などの個人データ。1月に私立高から県に事務処理支援システムの不具合の相談があり、データを確認したところ、他校データが見つかった。これを受けて県が県内全私立校を調べた結果、計11校で他校データが確認されたという。
システム不具合が起きた私立校で県の担当者が復元のために学校データを提供した際、他校のデータも含まれていたことに気付かなかったためという。