お久しぶりです。Renaです。
驚くことがありました。
Milkが髪を切ったのです。
普通のことに思えるかもしれませんが、ご存知のように彼は体調を崩して休職中の身。
少し前までは公共交通機関を利用することも困難でした。
頓服を握りしめ、電車やバスに乗る。
そんな彼が長時間外で椅子に座って耐えなければならない散髪という大きな課題をクリアできたのはとても喜ばしいことでした。
リクエストを聞いてくれた
それはそうと、私がもうひとつ驚いたことがあります。
それは「髪型のリクエストを聞いてくれた」こと。
以前2人で話しているとき、Milkってアジカンのボーカル(ゴッチ)に似てるよね、という話題になりました。
「目指すとしたらこの方向性じゃないの?」と、いくつかゴッチのオシャレな感じのときの画像で私がいいなと思うものを送ったんですね。
するとMilkはその画像を理容院で見せてオーダーをしたそうで。
実際に出来上がったのは髪質のせいか理容師さんの腕前か、ゴッチよりスポーティーな感じですが、好みに合わせようとしてくれたのがわかって嬉しかったです。
見た目を相手の好みに合わせるか?
これまでお付き合いをした方で髪型含め見た目を好みに合わせてくれる人はいませんでした。
「まあ、見た目を好きになったのではないしいいかな」と思っていました。
どんな見た目でも中身はその人です。
…私はと言うと好きな人のタイプに合わせて色々変えてきました。
ギャル系の服も着ましたし、女子アナ風にしたこともあります。
付き合う人には好みがあるなら正直に伝えてほしいですし、そこから大きくズレるようなことはしたくありません。
それは、ありのまま、何もしない私では受け入れられない怖さがあるからと、私自身に芯がなく、何か判断する(服を選んだり髪を切ったりする)ときの指針が欲しいからです。
彼氏という存在やその好みに依存していることでなんとか自分を作り出せるのです。
見た目は本質?
成長とかを除いて、Milkの本質を変えたいとは思いません。
そのままを好きになったのですから。
ただ、見た目がその本質に含まれるのかどうかわかりません。
本質でないのなら、見た目は枝葉末節ということで多少ブレようが他人の好みに合わせようが良いのでしょう。
「どんな見た目でも中身はその人」と書きましたが、そうであるならば見た目を相手の好みに寄せるのも悪くない。
でも、見た目も本質ということもあります。
モノが持つデザインのようにその人らしさが最も表れるひとつの面だともとらえられます。
表情やシワはその最たるものですし、服装、髪型だってその人自身を表すものです。
そういうときに、見た目を人の好みに合わせるのってどういうことなのかなと思います。
「成長」のひとつなのでしょうか?
それとも本質を変えてしまっている?
よくわからないです。
さいごに
私が嬉しかったのはMilkが好みになったことではなく、彼がさらに好かれようと努力してくれたことです。
だから結果として彼が変わらなくても別にいい。
寧ろ彼のこだわりや本質が髪型にあるのなら、変えて欲しくはない。
でもMilkの場合はそういうことではなかったのかな。
…今週末私も美容院に行ってきます。
彼好みの髪型にしてきますよ!
…私はなんだか自分が空っぽで色のない人間のような気がするのです。
本質というほどのモノがまだ確立されていない。
だから抵抗なく見た目を変えます。
私の本質が脅かされるのが怖くないからではなく、本質がないから。
だんだん何を言ってるのかわからなくなってきたので今日はこの辺で。
ciao!