オピニオン 【寄稿】日本が犯したマイナス金利という過ち By SAYURI SHIRAI 2017 年 3 月 8 日 17:11 JST ――筆者の白井さゆり氏はアジア開発銀行研究所の客員研究員で、2016年3月まで日本銀行政策委員会審議委員を務めた。「Mission Incomplete: Reflating Japan’s Economy(仮題 任務失敗:日本経済のリフレ化)」の著者。 *** 日本銀行の黒田東彦総裁が看板政策「量的・質的金融緩和(QQE)」を導入してから4年近くたつ。総裁は当時、日本を慢性的なデフレから脱却させ、2%の物価上昇率目標を2年以内に達成することは可能だと確信していた。ただ今現在もその任務... 全文記事を読むには, 有料会員登録 または ログイン 広告 SPECIAL ADVERTISING SECTION