現在はスマートフォンにもデフォルトで電卓アプリが付いていて、家計簿をつけたり、飲み会で割り勘の金額を出す時に使っている人も多いだろう。しかし、電卓にたくさんついたボタンの中で、一度も触れたことのないボタンも多くあるのではないだろうか? 今回は知られざる電卓の機能を使って、計算を楽にするテクニックをご紹介しよう。ただし、メーカーやアプリによっては使えないものもあるのであしからず。
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知らなかった電卓の裏技・初級編
まずは、初歩的なところで「×」の2度押し。例えば「5××」と入力すると「5×」が固定され、「5××4」と入力すれば「20」、その後「5=」と入力すれば「25」、「6=」と入力すれば「30」がでてくるといった仕組み。「1.08××」と入力すれば、すべて消費税込みの金額を計算することができる。
↑「×」の2度押し後は液晶に「K=」と表示
また、卓上電卓でよく見かける「GT」というのは、「グランドトータル」のことで「=」で出した答えをすべて合計してくれるというもの。「50×5=250」→「50×6=300」→「50×7=350」のあとに「GT」を押すと「900」と表示されるといった機能だ。○○円のものを△個買って、□□円のものを◎個買って…… といった際の合計金額算出時に非常に便利。
知らなかった電卓の裏技・中級編&小ネタ
つづいて、覚えておくと便利なのが「数字の入れ替え機能」。これは「5+6=11」を押した後に「2=」を押すと「8」と表示される機能。つまり、「5+6」の「5」を「2」に入れ替えることができるというもの。この「8」のあとに「3=」を押すと「9」という表示になり「3+6」の計算が行われることになる。
さらに、知っていると自慢できるのが「メモリー」。この機能は計算結果を一時的に電卓に覚えさせるというもので、「M+」「M-」「MR」(または「RM」)といったボタンで使うことができる。
↑メモリー作動中は液晶に「M」が出現
「M+」は、計算結果をメモリーに足すもの。例えば「5×5+6×6=61」という計算をしたい場合に、「5」→「×」→「5」→「+」→「6」→「×」→「6」の順番で電卓に打つと「186」と間違った数字が出てしまう。そんな時は「5×5=25」→「M+」、「6×6=36」→「M+」→「MR」を押すと「61」と正しい計算をしてくれる。逆に「M-」は、計算結果をメモリーに引くもの。「5×5=25」→「M-」、「6×6=36」→「M+」→「MR」を押すと「11」が表示されるのだ。このメモリーを消したい場合は「MC」(または「CM」)を押せばクリアされる。
なお、iPhoneの標準搭載電卓アプリは横向きにすることで入力できる数字が9桁から16桁に増え、「M+」「M-」の使用も可能に。他にも横向きにすることで関数計算に使える「sin」「cos」「tan」といったボタンや、逆関数が計算できる「2nd」ボタンも存在する。
↑表示が16桁になるだけでなく、ボタンも多様化する
また、実用性はないのだがCASIOの卓上電卓で「1」「3」「7」「9」「AC」を同時に押すとディスプレイに「CASIO」と表示されるという小ネタもあり。CASIO製の電卓を持っている人は試してみてほしい。