蹴球探訪
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【グラニュース】風間監督「ボールを止めろ」 FC岐阜戦苦戦で原点回帰2017年3月8日 紙面から J2の名古屋グランパスの風間八宏監督(55)が7日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターでの練習で、選手たちに、あらためて基礎の重要性を説いた。4日のFC岐阜戦(1−1)で苦戦した原因が、ボールを止められていないことだと判断した指揮官は、対面でのパス練習を実施。基礎の基準を引き上げ、技術の質を高める。 横一列に並んだ選手たちが対面する相手とボールを蹴り合う。一見、サッカー教室かと思うような初歩的な練習だが、「求めてる基礎の基準が違うよ。基礎はいくらでも高いレベルに持っていけるからね」と、風間監督は笑みを浮かべた。 開幕2試合を終え、風間監督があらためて選手たちに要求したのは、ボールを止める技術だ。「ボールの勢いを完全に殺せれば、次の動作が速くなる」と普段から力説する指揮官は、足の先でボールの上部に触れて止めることを選手たちに説く。風間監督が「点と点が合わないとできない。バルサの選手でも100回続けてはできないと思うよ」と言うほどの技術だ。足の内側を面のように使っていたというDF大武が「僕には難しい」と話せば、ボールの扱いがうまいMF杉森も「僕もまだ完全にできてない」と苦笑いした。 PR情報
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