広い範囲で火球を目撃 数センチの大きさか
8日午前6時ごろ、中国地方から関東地方にかけての広い範囲で、まぶしく光りながら上空を流れる火の玉=火球が目撃され、国立天文台は、大きさ数センチほどの小惑星のかけらのようなものが地球の大気圏に突入して、燃え尽きる際に明るく光ったのではないかと話しています。
神奈川県平塚市の平塚市博物館では、8日午前6時15分ごろ、南西の空で、火球が、白い筋を描きながら地平線付近に向かって流れていくようすが屋上のカメラで撮影されました。
平塚市博物館の学芸員、塚田健さんによりますと、火球の明るさは、マイナス8等から9等ほどと金星の数十倍で、月で言えば半月くらいの強さだったとみられるということです。
また、京都府では、8日午前6時15分ごろ、車を運転していた男性が、火球を目撃し、車のドライブレコーダーにも記録されていました。
国道の交差点を曲がった際、南の空の高い場所でまぶしく光る火球を目撃したということで、映像にも、火球が、画面の左上から右下の方向に向かって流れるようすが映っていました。
男性は、「音もなく、突然白い光が流れていった。初めて見たのでびっくりしました」と話していました。
さらに、NHKが東京スカイツリーに設置しているカメラでも、8日午前6時15分ごろ、西の空を火球が白く光りながら落下していく様子が撮影されたほか、同じ時刻、三重県のNHK津放送局に設置したカメラでも、空高い場所で、火球が白く明るく光を発しながら落下していく様子が撮影されました。
ツイッターなどインターネット上でも、中国地方から関東地方にかけての広い範囲から火球の目撃情報や動画の投稿が相次ぎました。
国立天文台の山岡均准教授によりますと、今回の火球は、撮影された明るさから、大きさ数センチほどの小惑星のかけらのようなものが地球の大気圏に突入して燃え尽きる際に明るく光ったのではないかとみられるということです。
また、各地の目撃情報では、中国地方では東の空に、関西地方では空の高い位置に、関東地方では西の空に現れていることから、山岡准教授は、今回の火球は、関西地方周辺の上空で大気圏に入り、燃え尽きたとみられるということです。
山岡准教授によりますと、火球は、毎日のように地球上のどこかで起きている現象だということですが、「最近は、ドライブレコーダーや屋外に設置されているカメラなどで、映像に記録されやすくなり、さらにインターネット上でも共有されるようになったので、特に明るい火球の場合に話題になりやすくなっている」と話しています。
平塚市博物館の学芸員、塚田健さんによりますと、火球の明るさは、マイナス8等から9等ほどと金星の数十倍で、月で言えば半月くらいの強さだったとみられるということです。
また、京都府では、8日午前6時15分ごろ、車を運転していた男性が、火球を目撃し、車のドライブレコーダーにも記録されていました。
国道の交差点を曲がった際、南の空の高い場所でまぶしく光る火球を目撃したということで、映像にも、火球が、画面の左上から右下の方向に向かって流れるようすが映っていました。
男性は、「音もなく、突然白い光が流れていった。初めて見たのでびっくりしました」と話していました。
さらに、NHKが東京スカイツリーに設置しているカメラでも、8日午前6時15分ごろ、西の空を火球が白く光りながら落下していく様子が撮影されたほか、同じ時刻、三重県のNHK津放送局に設置したカメラでも、空高い場所で、火球が白く明るく光を発しながら落下していく様子が撮影されました。
ツイッターなどインターネット上でも、中国地方から関東地方にかけての広い範囲から火球の目撃情報や動画の投稿が相次ぎました。
国立天文台の山岡均准教授によりますと、今回の火球は、撮影された明るさから、大きさ数センチほどの小惑星のかけらのようなものが地球の大気圏に突入して燃え尽きる際に明るく光ったのではないかとみられるということです。
また、各地の目撃情報では、中国地方では東の空に、関西地方では空の高い位置に、関東地方では西の空に現れていることから、山岡准教授は、今回の火球は、関西地方周辺の上空で大気圏に入り、燃え尽きたとみられるということです。
山岡准教授によりますと、火球は、毎日のように地球上のどこかで起きている現象だということですが、「最近は、ドライブレコーダーや屋外に設置されているカメラなどで、映像に記録されやすくなり、さらにインターネット上でも共有されるようになったので、特に明るい火球の場合に話題になりやすくなっている」と話しています。