A席からE席のうち、一つだけ広い席がある?
新幹線の普通車は、3人掛けと2人掛けの座席が通路を挟んでA席からE席まで横に並んでいます。
この5席のうち3人掛け座席の中央にあるB席だけ、横幅が少し広いのをご存じでしょうか。A席とC席に挟まれたその席でも快適に過ごしていただけるよう、横幅が拡大されているのです。
そのようにB席が広くなったのは、1992(平成4)年登場の300系から。窓側と通路側のA、C、D、E席は横幅が43cmなのに対し、B席は46cmと3cm広くなりました。1999(平成11)年に登場した700系も同様です。
2007(平成19)年登場のN700系(N700Aを含む)は、B席の横幅が46cmなのは同じですが、それ以外のA、C、D、E席はそれぞれ1cmずつ拡大されて44cmになり、全体的に居住性の改善が図られています。
■参考文献
『新幹線の30年』 p501
『東海道新幹線のあゆみ』 p506
『鉄道ファン』2007年8月号