【ワシントン共同】内部告発サイト「ウィキリークス」は7日、米中央情報局(CIA)による秘密ハッキング計画に関する大量の文書公開を始めたと発表した。スマートフォンやコンピューターに攻撃を仕掛け、情報を収集するために独自ソフトを開発するなどしていたという。
またロシアを含む海外発のサイバー攻撃に関するデータを蓄積しており、ハッキングの発信源が米国以外のように装う計画もあった。
ウィキリークスは「市民の監視が及ばない領域で恣意的なハッキングが行われている」と指摘。文書は米政府のハッカーや元職員らの間に流出しており、そのうちの1人から入手したと説明している。