ゲーム情報誌「ファミ通」は7日、3日に任天堂が発売した新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の発売後3日間の国内推定販売台数が33万637台だったと発表した。集計期間が異なり単純比較はできないものの、前世代機の「Wii U」は発売後2日間で約31万台を販売した。スイッチも同程度の滑り出しとなった。
スイッチは20本のソフトが同時発売された。発売後3日間で最も売れたのは人気シリーズ「ゼルダの伝説」の最新作「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」で、国内推定販売本数は19万3060本だった。
任天堂はスイッチを今月末までに世界で200万台出荷する計画。多くの小売店で発売前から予約が打ち切りになるなど人気は高く、君島達己社長は増産も示唆している。
スイッチは据え置き型ゲーム機ながら、持ち運んで携帯型ゲーム機のように使うこともできる。付随する2つのコントローラーは、動きを捉えるセンサーや触感を再現できる「HD振動」などユニークな機能を備えている。