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I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

マムートの「ROCK COURIER SE 20L」は仕事に街歩きに丁度いいザックかもしれない

買物 カメラ/写真

昨年の誕生日にマムートのザック(バックパック)「ROCK PRO SE 28L」を貰った私。仕事から旅行まで大いに愛用しまくりのお気に入りザックで、先日の道東旅行でも網走観光はもちろん、雪降る知床トレッキングでも安心して使うことができました。

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これまで訳あって5kgの米袋を2度も運んだり、旅行ではお土産をはち切れんばかりに詰め込んだりと無茶な使い方もしてますが、見た目以上の収納力と大きな口からなんでも突っ込んでしまえるクライミング仕様のタフさが嬉しいリュックサックです。

しかし唯一の弱点というか、街での普段使いにはややサイズ的にオーバースペック気味。先の記事では雨蓋を収納して薄く畳む使い方も紹介していますが、本体の長さだけは縮まらないので、電車の網棚では縦にすると1/3近くがはみ出してしまいますし、座席に座る際も縦に足の上に乗せると、結構な部分が膝から前にはみ出してしまいます…。

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そこで、ROCK PRO SEよりも一回り小さい20LサイズのMAMMUT「ROCK COURIER SE 20L」を、荷物の少ない用途(主に都内での仕事用)のリュックとして買ってみました。
早速、ちょっとした外出や仕事に持ちだしてみましたが、背負い心地はこれまでのROCK PRO SEと比べても違和感がありませんし、なかなかによい感じ!

それでは今回も写真多めで、このザックについて紹介していきましょう。

MAMMUT / ROCK COURIER SE 20L

「ROCK COURIER SE 20L」はROCK PRO SEの弟分のようなザックで、ヒップベルト(ウエストベルト)もなくガチのアウトドアユースというよりは、カジュアル〜通勤用途を意識したモデル。「COURIER(クーリエ)」は「飛脚」とか「メッセンジャー」を意味する言葉なので「メッセンジャー用バックパック」といったイメージでしょうか?

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ヒップベルトはないものの、取り外しできるチェストベルト付き。チェストベルトは4段階で高さを変更できることもできます。20Lサイズのザックですし、トレッキングに使うのでなければ、十分な仕様でしょう。むしろ電車に乗るときなどは、ヒップベルトが周囲の邪魔にならないよう気を使うこともありますしね。

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表地の大部分はROCK PRO SE同様に600D(デニール)ポリエステルのターポリン素材。防水という訳ではありませんが、軽い雨程度ならば気にせずに使えそうです。ただし、底やサイドの一部はナイロン(?)布地となっているので、濡れた地面に置く際は気を付けた方がいいでしょう。

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背中が当たる背面部にはちゃんとクッションが入っています。ただし、ROCK PRO SEのようなメッシュ仕様ではありませんので、汗をかく用途向きではありませんね。

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マムートではこのROCK COURIER SEの他、同型でよりカジュアルなテイストの「XERON COURIER」もラインナップされています(20Lサイズと25Lサイズがあります)。こちらは表地がターポリンでなく、もう少し布っぽい素材です。

[マムート] バックパック Xeron Courier 20L 2510-03600 black

[マムート] バックパック Xeron Courier 20L 2510-03600 black

[マムート] バックパック Xeron Courier 25L 2510-03510 dark chill

[マムート] バックパック Xeron Courier 25L 2510-03510 dark chill

ロールトップ式のメインコンパートメント

ROCK COURIER SE(XERON COURIERも同様)の一番の特徴はロールトップ式になっているメインコンパートメント部。広げるとご覧の通りとても大きな開口部。広げた口のすぐ内側には小物を収納できるメッシュポケットがあります。

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蓋を閉じるにはクルクルっと折りたたんで…

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両サイドのベルトを閉めてロックします。やや特殊な開閉システムなので、慣れるまでは少し面倒かもしれませんが、財布など頻繁に出し入れする荷物を入れるスペースは別に用意されているので問題ありません。

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ロールトップはフルに閉めるだけでなく巻き回数を減らすことで、荷物の収納量を増やすことも可能です。これは一回り少なく巻いた状態(メインコンパートメントには、荷物として小さめのクッションを入れてあります)。

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個別にアクセスできるPCスペースが便利!

そしてメインコンパートメントとは別に独立してアクセスできる背中側のチャック。そう、ノートPCやタブレットを入れることができるスペースとなっています。

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仕事で持ち歩くことの多い11インチのMacBook Airならこの通り余裕のスカスカ。13インチのノートPCも余裕を持って入れることができました。

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もちろん内側(背中側と荷物側)には緩衝材が入っているのでノートPCをそのまま突っ込んでも安心。更に、タブレットなどを入れられるポケットも用意されています。写真は7.9インチのiPad miniですので、9.7インチのiPadでも問題なく入るでしょう。

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財布や書籍、Kindle端末などを突っ込めるフロントポケット

ベルクロの蓋になっているフロントポケットは、さらに内側にチャックの付いた浅いポケット付き。浅いポケットには財布やKindle端末、深い方にはタブレットや書籍を突っ込むことが可能です。さらにキーストラップが付いているのも分かるでしょうか。

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深いポケットに入るサイズは薄い雑誌でB5版まで。タブレットなら9.7インチも行けますが、こちらは緩衝材がないので乱暴に地面に置くような使い方は注意しましょう。

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やっぱりカメラバッグとしても使います

そしてもちろん(?)このザックもカメラバッグとして使う予定。ROCK PROより底面は狭くなっていますが、手持ちのインナーボックスは問題なく入れることができました。

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ただし、せっかくなのでETSUMIのタイプAサイズ(E-6159)を追加購入しました。ROCK COURIER SE 20Lの底面にピッタリかつ、E-M1 Mark IIに高倍率ズームの12-100mm F4.0レンズの組み合わせでも、横向きで入れられることができるインナーボックスです。

PeakDesignキャプチャープロカメラクリップは標準クリップで装着可能。これはROCK PROでもよく使っているものなので、そろそろ2個目が欲しくなってきました。今度は「プロ」じゃない通常の「キャプチャー」でもいいかな?

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ROCK COURIER SEはディスコン、後継はXERON COURIERへ?

といった感じで紹介してきた「ROCK COURIER SE 20L」ですが、どうやらマムートのサイトからは既に消えているので、恐らく(「ROCK PRO SE 28L」同様に)ディスコンになっていると思われます。
まだ市場在庫はそれなりに残っているようですし、ストアによってはかなり安くなっているものもあります(私は楽天のさかいやスポーツで35%OFFにて買うことができました)。
◎マムート 2510-03750・Rock Courier 20 SE【ロック クーリエ20 SE】【35%OFF】

ただし、ターポリン素材でない同型の「XERON COURIER 20」及び「XERON COURIER 25」は残るようなので、今後はこちらのモデルが主流になりそうでしょうか。COURIER系のザックはアウトドア用というよりはタウンユースの色が強いですし(女性が持っても違和感ありませんね)、カジュアルやビジネス用途ならばXERON COURIERも悪くない選択肢だと思います。私は無骨な雰囲気のターポリンが好きだったので…(笑)

以上、新しく手に入れた「ROCK COURIER SE 20L」を見てきましたが、今後一回り大きな「ROCK PRO SE 28L」との使い分けは、荷物の増えそうな仕事や泊まりがけの旅行の際は、着替えなども余裕で入るROCK PRO SEで。ノートPCと財布とカメラだけあれば充分な、都内での仕事や打ち合わせにはROCK COURIER SEといった感じになりそうです。

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